本書は日常の材料を用い、楽しくて、おもしろい実験を44テーマ紹介。特に、社会的な問題や実生活に深く関わる物質を、わかりやすく実験にとり入れ、生徒が化学をより身近に感じられるように工夫されている。
恋愛、相性、結婚、仕事、お金、ラッキーアイテムなど、強運をつかむ法則を紹介。
本書には、試験に必要となるスキルとタスクがすべて凝縮されています。MOUS受験を目前に控えた方が自身のスキルを確かなものにできるよう、理解しやすく章立てました。
被害者の秘書や使用人、老公爵夫人とそのメードやビジネスマン、陸軍大佐、伯爵夫妻、若い家庭教師…など多くの容疑者の証言が続きます。12か所の刺し傷、被害者の過去との関係、車掌のふりをした男や、まっかなキモノを着た女などの謎の人物。謎が深まるなか、エルキュール・ポワロの鋭い推理がさえ、事件は驚くような結末に!思わず息をのむ、アガサ・クリスティーの感動的なミステリー。
ポワロが乗りあわせた、イギリス行きの定期旅客便の中で、とつぜんスズメバチがとびまわりはじめた。ハチは乗客のひとりに、たたき落とされたが、飛行機が着陸態勢にはいったとき、金貸しの老婦人が毒針に刺されて死んでいるのが発見された。老婦人はハチの毒よりもっと強力なヘビの毒で殺されたことが判明して…犯人は飛行機の中にいる!小学上級から。
何を犯罪とし、どれだけ刑罰を科するのかが今問われている。ノルウェーの犯罪学者による罪と罰の書。受刑者数の激増と犯罪取締まりの各国の事情を考察する。
イングランドのエセックス州郊外。ベルギーから亡命したエルキュール=ポワロは、ここで田舎暮らしをしていたが、この地の上流階級でスタイルズ荘に住む老婦人が変死した。鍵をかけた自室で、明らかに毒物による死。老婦人は生前、いろいろな薬を服用していたので、事故死と殺人の両方が考えられたが、ポワロのするどい嗅覚は、早くも事件のにおいをかぎとっていた。小学上級から。
閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。しかも場所はこともあろうに牧師館の書斎ー頑固な村の退役大佐が、射殺死体で発見されたのだ。やがて犯人と目される画家が自首したことから、事件は簡単に解決すると思われたが…せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
風光明媚な海浜にあるエンド・ハウスの当主である若く美しい娘ニック・バックリーは、再三奇妙な事故に遭遇し、危うく命拾いをしたところだった。この話を小耳に挟んだ名探偵エルキュール・ポワロは、自らの眼前で起きた狙撃未遂を契機に、本格的に事件の捜査に乗り出した。しかし時すでに遅く、最初の犠牲者が血祭りに上げられてしまう。完全犯罪を目論む姿なき犯人の正体は。
1933年刊の本書は、著者としては異色の怪奇幻想譚を中心にした短編集である。霊媒のお告げに端を発する「赤信号」、ある幽霊屋敷についている子供の霊と遊び友達になる少年の幻想譚「ランプ」、霊界通信のスリルを扱った「ラジオ」をはじめ、「青い壺の秘密」「死の猟犬」などの好短編に、ミステリ映画の傑作『情婦』の原作として知られる「検察側の証人」を含む第一級の作品集。
-天才ポワロさまよ、その天才ぶりを見せてもらおうじゃないか。…名探偵ポワロのところに、ABCと名のる人物から挑戦状がおくられてくる。その後、Aではじまる土地で、Aではじまる名の人物が殺害される…。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作。
ABCとだけ署名した挑戦状がポワロのもとへ届いた。アンドーヴァーの次はベクスヒル。アルファベット順に殺人が行われてゆく…。死体のそばには必ずおかれるABC鉄道案内。ポワロの頭の中には犯人の心理がしだいに浮び上がりつつあった…。
過去の事件の責任を負うように、人里離れた山小屋で孤独に暮らす元警官ガース。ある晩、彼は厩舎で血まみれで倒れている女性を発見する。一度見れば忘れようのない美貌の持ち主ーそれは悪名高き犯罪組織のボス、サルバトーリの妻ケンドラだった。人身売買同然の結婚で屈辱的な生活を送ってきた彼女は、あることを機に決死の逃避行に出たのだった。心に傷を抱えたまま惹かれあってゆく二人と迫り来る執拗な包囲網。果たしてその先に待つ運命とは!?傑作ラブサスペンス。
リュウマチの治療のために水療院を訪れたミス・マープルは、殺人事件に出くわす。何も知らず幸せのうちに死ぬか、絶望のなかに生きながらえるか、ミス・マープルが問いかける表題作「クリスマスの悲劇」ほかに「申し分のないメイド」「巻尺殺人事件」の2話を収録。