事業の「真の成果」をどう測りますか?投資に見合うリターンとは?成功はどのように測定するのか?そして、インパクトをどうすれば大きくできるのか?ビル&メリンダ・ゲイツ財団、アショカ、ナイキ、ゴールドマン・サックス…100以上の営利・非営利組織の研究から生まれた初の実践書。NPO、企業、財団、行政の企画・評価担当者必携!成功する組織は「社会的インパクト創造プロセス」を実践している!
1939年、ニューヨーク7番街に、風変わりな書店が誕生した。ナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア。黒人が書いた、黒人についての本だけを売る店。「ニグロは本を読まない」と言われていた時代、世間の嘲笑をよそに、黒人に本を、そして、知識を広めることに尽力したルイス・ミショーの生涯とは…?
だれが異端で、だれが正統か?「ある時代が正統とみなすものを別の時代は異端と定める。その逆も真である」-古代から現代まで、キリスト教の歴史に登場した主要な異端思想と正統からの反論を系統的・通史的に描く。近代以降はさながら諸教派、諸宗派の発生と分裂の歴史となる。
四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしいーある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。
世界の名著や偉人伝を、コンパクトにまとめた読みやすい英文とその日本語訳で展開。読み進めるうちに、世界の英知が身に付き、英語の読解力・リスニング力もアップします。現役高校教師の出水田隆文先生による英語解説付き!実践的な英会話で役立つ表現や重要語彙を抽出し、解説します。各ページの下欄に重要語句・表現のワードリストが付いているので、気になる語彙もその場で確認できます。本文の英文はアメリカの言語学者の指揮のもとMP3音声をCD-ROMに収録。MP3形式CD-ROM付き。
ナイル川を航行する客船カルナク号の船上で、ついに起きた殺人事件。一発の弾丸が、リネットの命をうばったのだ。乗りあわせていた名探偵エルキュール・ポアロの捜査がはじまる。ところが、リネットとサイモンに復讐をちかっていたジャッキーには完璧なアリバイがあった。夫のサイモンも負傷のために犯行をおこなうのは不可能。容疑はほかの船客にもむけられるが…大胆かつ華麗なトリックに、ポアロの頭脳が挑戦する。
イギリスでも一、二をあらそう大金持ちのうえに、誰もがうらやむ美貌のリネット。そのリネットが結婚相手に選んだのは、意外にも貧乏な若者だった。だが、その若者サイモンは、じつはリネットの親友ジャッキーの婚約者だったのだ。ハネムーンへと旅立った二人の前に、ジャッキーが姿をあらわす。復讐に執念を燃やすジャッキーにおびえる二人。旅の道づれになった名探偵エルキュール・ポアロは、不吉な予感をいだくが…。
真面目で家柄も最高だが、面白味に欠ける公爵ウィル。亡き父親の放蕩のせいで傾いた公爵家を立て直すため、婚約者も条件で見出した。ところが、ようやく家のことが落ち着いたところで婚約破棄されるはめに。おまけに、手ひどくふられる現場を、美しい赤毛の女性に目撃されてしまう。しばらくして、ウィルの妹デイジーの結婚が決まったが、婚約パーティにウィルがいると障りがあると、追い出されるようにコーンウォールの地所での休暇を強要される。雨に降られ、ようやくたどりついた屋敷で、ウィルはあの赤毛の女性、マディーと再会する。マディーは子爵令嬢が庭師と駆け落ちして生まれた娘で、父から花木を受け継いで種苗園を経営していた。地元の様々な役員も務めており、もうじき王女が町を訪問するため公爵邸や庭の復旧をウィルに期待するが、ウィルは父の悪い思い出だらけのこの場所を嫌っていた。新種のバラの開発に夢をかけるマディーと、父親のようにならず一家のため生きようとするウィル。正反対ながらなぜか惹かれ合うふたりの恋は…?
ますます激しくなる重要書類争奪戦。敵につかまっていたトミーがなんとか脱出したと思ったら、今度はタペンスが敵の手に!若い冒険家たちをアシストするのは、大金持ちのジュリアスと、名弁護士のジェームズ卿。行方不明のジェーン・フィンとタペンスをさがして飛びまわるうち、悪の組織のボス、なぞの怪人ブラウンとの対決もせまっていた…元気いっぱいの名コンビ、トミーとタペンスがいどむ冒険また冒険の大活劇。
青い瞳と上品な白髪、イギリスの小さな村で暮らすやさしそうなおばあさんーそれがミス・マープル。おしゃべり好きのふつうのおばあさんに見えますが、じつは、すばらしい推理力の持ちぬしで、身近におこった事件をさらりと解決してしまいます。その名探偵ぶりは有名で、今日もまた、事件をかかえた村人たちがミス・マープルのところに相談にやってくるのです。
人間らしい社会へ向けた犯罪学者からの提言。市場原理主義と“犯罪”増加の因果関係を鋭く分析。「報復」や「矯正」という概念を超えた「修復的司法」の可能性を説く。
作家として順風のスタートを切ったアガサ。英国博覧会使節としての世界一周貧乏旅行。大論争を巻き起こす話題作の誕生。だが、その裏で結婚生活は危機に瀕していた。母の死、スキャンダル、そして離婚。傷心の旅行中の、最愛の男性との出会い…“ミステリの女王”が、愛と波瀾に満ちた自らの生涯を初めて語る。
数日がかりでヨーロッパを走り抜ける豪華寝台列車、オリエント急行。さまざまな国の客が乗り合わせたその日の列車は、雪の中で立ち往生してしまう。しかも車内で殺人事件まで起こった。殺されたのは、金持ちのアメリカ人男性。たまたまこの列車に乗っていた名探偵エルキュール・ポアロは、事件を調査することになる。犯人は乗客の誰かにまちがいない。ところが全員にアリバイがあるのだ。はたして、ポアロの推理は…。
霧の夜、神父が撲殺され、その靴の中に九人の名が記された紙片が隠されていた。そのうち数人が死んでいる事実を知った学者マークは調査を始め、奇妙な情報を得る。古い館にすむ三人の女が魔法で人を呪い殺すというのだ。神父の死との関係を探るべくマークは館へ赴くが…。オカルト趣味に満ちた傑作、新訳で登場。
孤島の洋館に集められた年齢も職業も異なる10人の男女。招待主は姿を見せず、10人は嵐が襲う島から出られなくなってしまう。やがて、館に伝わる童謡になぞらえた殺人が起こる。誰かが殺されるたび、10体あった兵隊人形も一体ずつ消えていく。ひとり、またひとりと殺されて、ついには…。ミステリーの女王、アガサ・クリスティの代表的傑作。