海辺の遊園地、ジョイランド。彼女に振られたあの夏、大学生の僕はそこでバイトをしていた。そこで出会った仲間や大人たちとすごすうち、僕は幽霊屋敷で過去に殺人があったこと、遊園地で殺人を繰り返す殺人鬼がいることを知る。もう戻れない青春時代の痛みと美しさを描くキングの筆が冴え渡る!感涙必至の青春ミステリー。
日テレNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」が、大幅な追加取材で待望の書籍化!「南京事件」は本当にあったのか?なかったのか?77年目の「調査報道」が事実に迫る。
“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際ー彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか?人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した!卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!
知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。大人気の警察小説シリーズ第8弾!
2年10か月振りにリリースされるアルバムと共に、東方神起がついに再始動!!
2011年の再始動よりリリースされたSINGLE全13タイトル、ALBUM全4タイトルより選ばれた楽曲に、新たに再レコーディングをした3曲を加えた
“全40曲”を収録したまさにFINE COLLECTION ALBUM!!映像付初回限定盤はDVD盤と初のBlu-ray盤でリリース!!
全23曲のMUSIC VIDEOやジャケット撮影のメイキング映像に加えて、豪華撮り下ろし“フォトブックレット”付のスペシャル仕様!!
命を削るようにネタを生み出し、圧倒的な質と量の投稿で「伝説のハガキ職人」と呼ばれた主人公。作家を志すも「人間関係不得意」のため挫折の連続。やがて死を想うようになった彼の頭の中に、奇妙な「カイブツ」が棲みつき、主人公を叱咤し、罵倒し、打ちのめす。これは妄想か現実か?熱狂的なこの青春の行く先は何処?笑いに取り憑かれた“伝説のハガキ職人”による心臓をぶっ叩く青春私小説。
孤児アンはプリンス・エドワード島のグリーン・ゲイブルズでマシューとマリラに愛され、すこやかに育つ。笑いと涙の名作は英文学が引用される芸術的な文学だった。お茶会のラズベリー水とカシス酒、スコットランド系アンの民族衣裳も原書通りに翻訳。みずみずしく夢のある日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第1巻。
もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。女将の玉坂恵は元・人気占い師だったがその力を失い、今は“男女の縁”が見えるように。常連客の悩み相談に乗るうちに、結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリをめぐる思わぬ騒動に巻き込まれて…。あん肝の赤ワイン煮、白菜と鱈のグラタン等の絶品料理も楽しめる、人気シリーズ第2弾。
泰平の世に積もりに積もった大借金に嫌気のさした先代は縁の薄い末息子に腹を切らせて御家幕引きを謀る。そうとは知らぬ若殿に次々と難題が降りかかる!笑いと涙の経済エンターテインメント、始まり、始まりー
2015年冬、アメリカを震撼させた連続殺人鬼“サックマン”が逮捕された。彼の弁護を担当することになった国際弁護士の「わたし」は、30年前に台湾で過ごした少年時代を思い出していた。当時、13歳だった「わたし」は“サックマン”のことを確かに知っていたのだー。台湾を舞台に贈る青春ミステリの金字塔。第34回織田作之助賞、第3回渡辺淳一文学賞、第69回読売文学賞小説賞、三冠達成!!
ネットで広がるデスゲーム。次々と提示される試練をクリアすると積みあがる「いいね」の山。しかし、試練は次第にエスカレートし、七番目に課されるのは、死を招く危険なものだった。けがをした高校生のために、マコトが「管理人」の正体を追う!表題作ほか3篇を収録、時代を色濃く映す人気シリーズ第14弾。
元特捜検事・宗光彬。高度な法律関連事案の解決を請け負う彼は、裏社会で「非弁護人」と呼ばれる。ふとした経緯で、パキスタン人少年から「いなくなったクラスメイトを捜して欲しい」という依頼を受けた。失踪した少女とその家族の行方を追ううちに、底辺の元ヤクザ達とその家族を食い物にする男の存在を知る。おびただしい数の失踪者達の末路はあまりに悲惨なものだったー。非道極まる“ヤクザ喰い”を、法の名の下に裁く!!
エクソン石油の時価総額を、無名の再エネ企業が抜き去ったー。彼ら「グリーン・ジャイアント」はいかに台頭してきたのか?気候変動対策はもはや、ファッションではない。カーボンニュートラルを制する者が世界経済を制するのだ。気鋭の在米記者が世界の環境ビジネスの最前線、そして出遅れる日本の現状を斬る!
ロシア軍が北海道に上陸。自衛隊の3尉・安達は敵を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく。避難を拒む住民、届かない敵の情報、淡々と命令をこなす日々-。そんな安達の“戦場”は姿を現したロシア軍によって地獄と化す。「自衛隊の戦争」を迫真のリアルさで描く表題作ほか、元自衛官の芥川賞作家による戦争小説3篇。
大手外資系コンサルティング会社で12年間働いた、Twitter、noteで話題の筆者が贈る“熱き激動の記録”。
はっと、平蔵が舟の中へ身を伏せた。荒屋敷の潜門がしずかに開き浪人風の男があらわれ、あたりに目をくばっている。(これほどの奴がいたのか…)平蔵の全身をするどい緊張がつらぬいた。凄絶な鬼平の剣技を描く「血闘」をはじめ「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」など八篇。
20世紀を代表する技術家、バックミンスター・フラーが遺した記念碑的著作の新訳。地球を一つの宇宙船と捉える彼の刺激的な発想は、人類が直面している全地球的問題の解決に示唆をあたえ、またエコロジー・ムーヴメントやインターネット的思考を生むきっかけにもなった。「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」(マーシャル・マクルーハン)といわれているフラーのメッセージは、私たちに発想の大転換を迫り、新たな思考回路の形成を強く促す。
風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か?闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散ったー。表題とした「誘拐」は、著者の長逝によって永遠の未完となったが、三十年をこえる作家としての営みの掉尾を飾る作品でもある。巻末に著者と長い交遊のあった文芸評論家尾崎秀樹氏の「池波正太郎の文学」を併録する「鬼平」最終巻。
育児サークルへの嫌がらせの犯人は?連続殺猫事件の真相は?花泥棒の正体は?ささやかだけど説明できない謎でお困りなら、どうぞ仁木探偵事務所へ!『アリス』と猫とお茶を愛する名探偵。
ヒマ人向きの本を対象にした趣味の書評ではなく、真に読む価値のある本から有効情報だけを抽出圧縮し濃密に詰めこんだ、忙しい現代人のための読書ガイド。さらに著者がいかにして大量の情報を処理・活用するかを、その驚異の速読術とともにあきらかにする。