スーパーでアルバイトをしながらいつかのスポットライトを夢見る売れないバンドマン。恋をした相手はピンサロ嬢。どうでもいいセックスや些細な暴力。逆走の果てに見つけたものはー。人気ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン尾崎世界観、渾身の初小説。書下ろしスピンオフ短篇「字慰」収録!
昭和〜平成の壮大なる日本大衆音楽史がここに完結!!
「Act Against AIDS 2018『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』」発売決定!
■桑田佳祐が2008年から昨年まで3回にわたって開催してきた、白眉の企画「ひとり紅白歌合戦」の完結編、
「平成三十年度!第三回ひとり紅白歌合戦」が遂にリリース決定!
■この「ひとり紅白歌合戦」は、エイズ啓発活動Act Against AIDS<AAA>の一環として桑田がパシフィコ横浜で行ってきた チャリティ、
「AAAコンサート」で生まれた企画で、2020年7月末にてAAA活動は、その役割を終えることになっている。
それに伴い、AAA活動の中核を担ってきた桑田のパシフィコ横浜でのAAAコンサートも昨年の開催で完結となった。
*なおこの作品の収益金の一部は、AAA事務局を通じてさまざまなエイズ啓発活動に使用されます。
天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!
半月ほど前に、藤原兼家が捕らえた兎は全身黒い毛で覆われていた。しかし、この兎、奇妙なことに日ごとに白い毛に変わり始め、その上人語を話し出したというのだ。「晴明を呼べ」と…。『嫦娥の瓶』など全9篇。晴明と博雅が活躍するシリーズも、遂に第15弾!もちろん蘆屋道満や琵琶法師・蝉丸も登場。
ヨハネの黙示録に記されたハルマゲドンを実現すべく、この世を滅亡させることになる赤ん坊を、うっかり屋の悪魔クロウリーが人間世界の赤ん坊とすり替えた。しかし11年後、様子を見に戻ってみると、なぜか子どもがいない!クロウリーはお人好しの天使アジラフェールとともに、子ども捜しに乗り出すが…。鬼才ゲイマンが英国ファンタジー界の大御所プラチェットとともに放つ、抱腹絶倒のブラック・ユーモアファンタジー。
オランダ生まれの小さなうさぎの女の子「ミッフィー」の絵本はアジア・アフリカ・北米など多くの国で翻訳され、世界中の子ども達に愛されてきた。日本でも世代を超えて読み継がれ、根強い人気を誇る。作者ブルーナに取材をしてきた著者がその生涯をたどり、絵本制作の現場を訪ねて人気の秘密に迫る本格評伝。
鯖縞模様が美しい俺様猫サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここで住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで…。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の面々は?猫好き必読!謎と人情あふれる人気シリーズ第七弾。
健康診断で指摘される『内臓脂肪』。ダイエットの強敵『皮下脂肪』。体脂肪のメカニズムと落とし方を徹底解説!
ダイエットや健康に絶対欠かせない『たんぱく質』。その働きから1日に必要な量まで徹底解説!
ある日、肝細胞がんと告知されたショージ君。40日に及ぶ人生初の入院生活を送ることに。ヨレヨレパジャマで点滴のガラガラを連れ歩き、何を食べるか悩む間もなく病院食を出される。それは不本意の連続だった…。認知症時代の“明るい老人哲学”にミリメシ、ガングロ。そしてついにオリンピック撲滅派宣言!?
家庭裁判所調査官補として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地。そこでは窃盗を犯した少女、ストーカー事案で逮捕された高校生や親権を争う夫婦とその息子など、心を開かない相談者たちを相手に、懊悩する日々を送ることに…。大地はそれぞれの真実に辿り着き、一人前の家裁調査官となれるのか!?
ときどき道草する方が、人生は楽しい。ひとり暮らし、9年目。発見と失敗と、ちいさな幸せでいっぱいの、おひとりさま満喫ライフ。オールカラー&80ページ以上を描きおろし♪
人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトンー名著に記された言葉をひとつひとつ掘り下げ、著者自らが味わってきた深い悲しみの意味を探し求めた26の美しい文章。大切なものを喪い暗闇の中にいる人に、静かに寄り添う書。文庫化に際し「死者の季節」増補。
満月の夜にだけ現れる満月珈琲店では、猫のマスターと店員が、極上のスイーツやフードとドリンクで客をもてなす。スランプ中のシナリオ・ライター、不倫未遂のディレクター、恋するIT起業家…マスターは訪問客の星の動きを「詠む」。悩める人々を星はどう導くか。美しいイラストにインスパイアされた書き下ろし小説。
その男は、たった一人の井伊家再興の希望だった。家康に寵愛され、その苛烈さから「赤鬼」と呼ばれた井伊直政。命知らずの直政に振り回され、時に反発しながらも支え続けた木俣守勝。「お前の“主君”はだれだー?」大河ドラマに先駆けて直虎の生涯を描いた『剣と紅』に続く、渾身の歴史エンターテインメント!