本書は、ケインズのもっとも親密な盟友だったリチャード・カーンが、1936年の『雇用・利子および貨幣の一般理論』で頂点に達したケインズの思想展開をさまざまな角度から跡づけたものである。ケインズに影響を与えた、古典的経済学者の思想から、同時代の諸学説を丹念にたどっていき、ケインズが紆余曲折を経て、ついに『一般理論』を著すに至った軌跡を見事に描いている。
現在の量子力学の基礎は十分に満足なものか?そうでない場合、とって替わる道は何か?この二つのテーマをもとに、最前線で活躍する各国の研究者たちが量子力学の解釈をめぐって討論を行う。大きな反響を呼んだこの記録は、基礎科学に携わる人々にひろく迎えられるであろう。
「実在とは何か」という問題は、ギリシャ哲学の時代から現代に至るまで、多くの人々によって論じられてきた。本書は、この問題を、現代物理学の根幹である量子力学の知見をもとに探ろうとするものである。
コンピュータアーキテクチャはその時々のデバイス技術に大きく影響され、現在普及しているマシンは必ず古くさいものになってしまう。本書は、このようなマシンの変遷の中で一貫して不変のものである設計の方法論と評価手法を集中して扱い、さらに実際の設計過程を豊富にとり入れた演習問題によって設計のこの2つの柱を完全に理解させるものである。大形高性能機のアーキテクチャ設計は全ての設計の土台となるものであり、本書はその肝要を十分に解説した待望の一書である。
生徒の発表を引き出す教室英語。教室で生き生きと交わされる英語、それは広い世界に通じる。
本書は、「海」と「なぎさ」の復権をめぐるシンポジウムの熱い討議を収録。第5回イベント大賞奨励賞受賞。
本書は、究極の標的たる消費者行動と、それへの最も基本的な到達手段である販売促進に関する論稿を収録している。
相続税・贈与税に対する最良の対策は“計画的に、早期に着手する”こと。事業承継をスムーズに進めるためにも、かしこい相続税・贈与税対策は欠かせません。本書は、高騰する土地・株価をめぐる対策を中心に、納税資金の準備対策やよその社長さんの相続対策の実例とそれに対するアドバイスをわかりやすくまとめました。
勃興期を迎えたアジア・太平洋地域。相互依存関係が深まる中で、日本および日本企業はどういう役割を担うのか。日・韓・タイの三者が徹底討論。