ジャガイモ、トウモロコシ、コーヒー、チョコレート(カカオ)、ゴムの生産に大きな影響力をもち、クリやニレなど都市景観を形成する樹木を大量枯死に追いやる。生物兵器から恐竜の絶滅まで、地球の歴史・人類の歴史の中で、大きな力をふるってきた生物界の影の王者、カビ・キノコ。彼らは、今また不気味な動きを見せている。本書は、地球上に、何億年も君臨してきた菌類王国の知られざる生態を描くとともに、豊富なエピソードを交えた平易でありながら高度な植物病理学の入門書である。
見慣れたはずのその町が、ある日突然、別の貌を現す。不条理と甘美が交錯する、9つの物語。
恋人の声に導かれ、まだ見ぬ懐かしい場所へと降りてゆく。南の島の眩しさと冥さ。清冽で詩的なヴィジョン溢れる、現代の神話。
作為無作為の混濁に、彷徨い、眠り、目覚め、落ちる、掌編六編。
「アカシアの雨がやむとき」「コーヒー・ルンバ」など、ヒット曲を収録したベスト・アルバム。セクシーな歌声とジャズをはじめとした音楽要素をたくみに取り入れた昭和歌謡を楽しむことができる。
“ヤマハ・ポピュラー・ソング・コンテスト”出身アーティストによる、誰もが知っている珠玉の名曲を高音質で収録した2枚組のベスト・アルバム。多くの有名シンガー・ソングライターを輩出した同コンテストとともに青春時代を過ごした音楽ファンにおくる。
選び方と淹れ方で、香りと味わいがこんなに違う。豆の産地、焙煎法、挽き方、抽出、おすすめアレンジ、スイーツレシピまで、生活に潤いをもたらす一杯を追求。主にドリップ式、サイフォン、コーヒーメーカーに分けて紹介。
気がつけばデビュー10周年を超えていたモー娘。だが、これはなんともマニアックな企画。シングルのカップリング曲となっていた42曲を3枚組で一挙に聴かせるというもの。なっちやゴマキがいた全盛期の曲も有名曲ではないという時点ですでにかなりコア・ファン向けのマニア感の強さが否めないが、忘れちゃいけないのが、こうしたB面にこそ、表向きにはできない音楽的遊びができているということ。河野伸や高橋諭一をはじめとしたアレンジャーたちのクラブやロックにも対応化な通な音処理に、完成度の高さを感じてみよう。
「売れにくい色」を製造中止にしない理由は?商品の色に「赤」と「青」が多いのはなぜ?ここ数年で紫のクルマが増えた理由は?色の秘密を解き明かす。
アレンジ珈琲、珈琲と相性の良いケーキ・サンドイッチなど、堀口珈琲研究所のノウハウをすべて公開。
コーヒー豆の選び方から、基本の淹れ方、アレンジコーヒーレシピ、オリジナルブレンドの作り方まで。
売れない時代に売れるようにするためには、他の商品や競合他社と差別化をはかることが重要となります。そのための考え方として「マーケティング」は有効です。この本では、実在の商品やサービスの事例を豊富にとりあげ、それを分析することでマーケティングの手法や戦略をわかりやすく紹介しています。
モーツァルトは、音楽療法に効果があることが実証されている。精神面はもちろん、肉体面にまでその効用は及ぶとされる。そんなモーツァルトの楽曲のなかから、医学博士の坂東博が選んだ癒しの曲集だ。
オーストラリア出身のウッド・ベース弾き語りシンガーがNYでレコーディングした2010年作。艶やかさの中に達観がのぞくヴォーカルの個性が活きる「ダーク・アイズ」、気怠さと力強さを行き来する表現に妹リサのバスクラが効果的に絡む「ブラック・コーヒー」、腰の据わったスウィング感が心地よく、ハリー・アレンのソロも聴きどころの「フィーバー」などがいい。
カップヌードル、コカ・コーラ、ポッキーチョコレート…今も生き残る定番商品の開発秘話をマンガで綴る。