日常に疲れ、傷ついた青年の前に突然現れたのは、白くて小さいうさぎのモカ。冷え切った青年の心を溶かし、希望に満ちあふれていた過去を思い出させてくれたのは、モカのつくる幸せのコーヒーでした。思いやりたっぷりのぽかぽかコーヒー、あなたもどうぞ召し上がれ。ボローニャ国際絵本原画展入選作品の絵本化。
まるで本物のカフェ!?家とコーヒーが何より好きなふたりの“自宅カフェ”の記録。コーヒーの淹れ方&朝食&お菓子のレシピ付き。
今注目の豆の味わいやフレーバー、生産者のこだわりも紹介。
漫画家を目指すパダは、物流倉庫でのバイトで生計を立てている。それは、「地獄のバイト」として知られる「カデギ」だった。トラックで運ばれてくる積み荷をおろす単純作業にケミカルな甘さが特徴のミックスコーヒーは必須の霊薬。6年間の「底辺労働」から見えてきた社会を「壁にあたる」「壁をくずす」のふたつの章で描きだす。『大邱の夜、ソウルの夜』に続くKGBシリーズの第二冊!2019いまの私たちの漫画賞受賞。
北欧と日本のカフェ案内、ムーミンと映画から知る北欧とコーヒー、ヴィンテージカップ&ソーサー80選…コーヒーでめぐるフィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマークへの旅。一杯のコーヒーから見えてくる北欧のライフスタイル。
自室で毒入りコーヒーを飲んで自殺したとされている箕輪家長男の要。「遺書」と書かれた便箋こそ見つかったものの、その中身は白紙だった。十二年後、十三回忌に家族が集まった嵐の夜に、今度は父親の征一が死んだ。傍らには毒入りと思しきコーヒーと白紙の遺書ー要のときと同じ状況だった。道路が冠水して医者や警察も来られないクローズドサークル下で、過去と現在の事件が重なり合う。
拳銃を持って押し入ってきた男は、なぜ人質に“憎みあう三人の男”の物語を聞かせるのか?意外な真相が光る「二人の男、一挺の銃」、殺人事件が起きたコーヒーハウスで、ツケをチャラにするため犯人探しを引き受けた詩人が、探偵として謎解きを繰り広げる黒い蘭中編賞受賞作「赤い封筒」。正統派推理短編や私立探偵小説等、短編の名手によるバラエティ豊かな9編をお贈りします。
対話のかたちの人物伝。オスカー・ワイルドと話せるなら、こんなことを尋ねてみたい…。そんな空想を実現するのが「コーヒータイム人物伝」です。コーヒーを飲みながらのリラックスしたおしゃべりの中でその生涯の真実をはなしてもらいましょう。作者マーリン・ホランドは、オスカー・ワイルドの血を引く唯一の孫であり、20年以上にわたってワイルドの生涯と作品の研究をおこなってきました。その“悪名馳せる”がゆえに祖父の名を奪われた実の孫が架空のインタビューをする、という“皮肉”な設定。
世界最高の品質と賞賛される「日本のコーヒー」は、いかにして生まれたのか。カフェ黎明期からの歴史をたどり、コーヒー職人への取材や現地フィールドワークを通して現代都市風俗まで活写する。アメリカの人類学者が解き明かした、かつてないコーヒー文化論にして日本人論。
人生最大の難関とも言える恋の悩みを、愛を込めてぶった斬る・痛快恋愛読本。