冷戦と緊張緩和を繰り返してきた世界の軍事力学は、いま歴史的転換を迎え、それとともに軍事に関わる経済・産業構造も大きく変わろうとしている。
とかく貿易の側面からだけとらえられがちな日米摩擦を貿易・防衛・文化の三つの摩擦(3B摩擦)の観点からとらえ直し、最新情報をもとに、「構造協議後」の日米関係の在り方、激動する世界のなかでの日本の役割を考える。
手続きに必要な英語。快適なキャンパスライフをおくるために、そして寮生活・ホームスティをエンジョイするために必要な英語。すべてを体験方式で身につける。短期語学留学、海外旅行の英語マニュアルにも最適。
一度に産み落とされる魚の卵は約百万粒。そのほとんどが1カ月以内に死滅する。多産多死を選びとった魚類進化の合理性とは何だったのか?海中でくりひろげられるサバイバル・ゲームの秘密。
わが国のエレクトロニクス産業が数々のハイテクノロジーによって世界一の競争力を備えたように、わが国の金融市場や資本市場にも明らかにハイテクノロジーがある。
民営化4年目を迎えたJR各社。中でも、リニア新幹線建設をはじめとする相次ぐ新プロジェクトで、JR東海が各方面から熱い注目を浴びている。「シンデレラ・エクスプレス」など一連のCMキャンペーンも大好評。一躍、人気企業ランキングの上位に踊り出た。いま一番おしゃれで挑戦的といわれるJR東海、その素顔を探るとともに、クリアすべき問題点にも言及してみた。
アルピニスト、ナチュラリスト、スキーヤー、そして本職が写真家の著者が自宅の窓からの観天望気から高度への旅・極への旅で得た地球の歩き方を山と雪と自然の愛好家のためにまとめた、目からウロコの落ちる頼りがいのある1冊だ。洒脱な文章に加え、正確で分かりやすい図版、貴重な記録写真を満載。
1990年4月、旧三井銀行と旧太陽神戸銀行が、都銀同士の合併としては17年ぶりに合併した。そうして、11月13日、協和銀行と埼玉銀行との電撃的合併が発表された。都銀の中に、再編の嵐が吹きはじめている。銀行国際化の条件のBIS基準、アメリカの金融報復法案、ECの第二次銀行指令、どんどん日本の銀行は追いつめられている。国際化、コンピュータ化、銀行のモラルが問われる中で、銀行が生き残る道は何か、銀行はどこへ行こうとしているのか。
増大する旅行需要を背景に、新たな勢力地図の模索が続く両業界の最新動向と各社の実力。
新宿・歌舞伎町のピンクサロンで働く元ボクサー・ボウイ。勝気でバクチ好きのホステス・ズクと同棲中だ。二人は怠惰な日々の暮しに倦み始めていた。ある日、サロンに顔を見せた近藤組のヤクザ・犬丸のバッグを盗みだしたボウイは、その中から現金1千万円の他にコカインを発見する。迷わず、麻薬を売り抜けることに自分たちの明日を懸けようと決意し、二人は新宿の街を出る。逃亡を助けながら彼らをルポし、一線復帰を企てる売れない記者・ヒゲタツ。近藤組の苛酷な追及をうけながら、三人の奇妙な透避行の結末は…。
海外旅行でナメられないためのとっておきの護身術。世界は危険に満ちている。置引、スリ、強盗からテロ、誘拐、ハイジャックまで、あらゆる危機に対処する防犯テクニック。
「桜のつぼみは1度寒い日を体験しないと開かない」「ウナギは百メートルを超える滝の岩壁を歩いてのぼる」-自然は、多くの謎に満ちている。本書は、そんな自然界の「不思議」を、長年のフィールドワークで鍛え抜かれた鋭い観察眼を通して、正確に、そしてわかりやすく解明する。いま、地球環境の危機が叫ばれ、自然保護の動きが高まる中で、「自然とは何か」「人間は自然とどのように付き合うべきか」を示唆する。とてもエコロジカルな科学エッセイ。
近江商人の北海道、東北での活躍ぶりや、時代を見る目、いまでも脈々と近江商人魂を持って堅実な経営を続ける人々を紹介。バブル経済がはじけたいま、近江商人が築いてきたものが見直されている。現代商社のルーツ「近江商人」魂に迫る。