1990年4月、旧三井銀行と旧太陽神戸銀行が、都銀同士の合併としては17年ぶりに合併した。そうして、11月13日、協和銀行と埼玉銀行との電撃的合併が発表された。都銀の中に、再編の嵐が吹きはじめている。銀行国際化の条件のBIS基準、アメリカの金融報復法案、ECの第二次銀行指令、どんどん日本の銀行は追いつめられている。国際化、コンピュータ化、銀行のモラルが問われる中で、銀行が生き残る道は何か、銀行はどこへ行こうとしているのか。
増大する旅行需要を背景に、新たな勢力地図の模索が続く両業界の最新動向と各社の実力。
新宿・歌舞伎町のピンクサロンで働く元ボクサー・ボウイ。勝気でバクチ好きのホステス・ズクと同棲中だ。二人は怠惰な日々の暮しに倦み始めていた。ある日、サロンに顔を見せた近藤組のヤクザ・犬丸のバッグを盗みだしたボウイは、その中から現金1千万円の他にコカインを発見する。迷わず、麻薬を売り抜けることに自分たちの明日を懸けようと決意し、二人は新宿の街を出る。逃亡を助けながら彼らをルポし、一線復帰を企てる売れない記者・ヒゲタツ。近藤組の苛酷な追及をうけながら、三人の奇妙な透避行の結末は…。
海外旅行でナメられないためのとっておきの護身術。世界は危険に満ちている。置引、スリ、強盗からテロ、誘拐、ハイジャックまで、あらゆる危機に対処する防犯テクニック。
「桜のつぼみは1度寒い日を体験しないと開かない」「ウナギは百メートルを超える滝の岩壁を歩いてのぼる」-自然は、多くの謎に満ちている。本書は、そんな自然界の「不思議」を、長年のフィールドワークで鍛え抜かれた鋭い観察眼を通して、正確に、そしてわかりやすく解明する。いま、地球環境の危機が叫ばれ、自然保護の動きが高まる中で、「自然とは何か」「人間は自然とどのように付き合うべきか」を示唆する。とてもエコロジカルな科学エッセイ。
海外で紛争に巻き込まれたらー?誘拐の危険から身を守るには?航空機事故、ハイジャックの時、火山の噴火、大地震、火災…。サバイバルのプロが贈る究極の生き残りテクニック。
近江商人の北海道、東北での活躍ぶりや、時代を見る目、いまでも脈々と近江商人魂を持って堅実な経営を続ける人々を紹介。バブル経済がはじけたいま、近江商人が築いてきたものが見直されている。現代商社のルーツ「近江商人」魂に迫る。
サバイバル時代に突入した金融機関のゆくえを探る。
厳しい経営環境の中で、いかに大局観を持ち、すぐれた戦略を立案・実行すればよいかー。新聞など誰でも入手可能な情報から「経営コンパス(羅針盤)チャート」を用いて的確に世の中の動向を把握する方法を説き明かした好著。
わからぬコトはすべておまかせ。きっかけ・決意・段取りのすべてをガイドした結婚マニュアル・ズバリ本音バージョン。
商社を退職して外国人傭兵部隊を志願した日本人青年、朝比奈隆三。オーストラリア近海の島で、反政府勢力を支援するため、首都奪取作戦に参加する。しかし作戦は失敗に終わり、敵の包囲網から脱出するべく、生死を賭けた壮絶な逃避行が始まった-。緊迫のサバイバル・アクション。
熾烈な戦闘体験から編み出した危機突破のビジネステクニック。
人間関係はこれで大丈夫。まわりを味方にして、組織で浮かび上がる原理を全紹介。
企業とは状況と時代の変化に対する適応業である。技術と人々の価値観が激変している今日、これまで成功をもたらした日本的経営のノウハウは、長所から短所に変化しつつある。欧米にモデルも教科書も求められない地点に立たされた日本経済の明日の繁栄のために、いま経営者・管理職に求められている条件とは何か、を提示する。
これだけで十分シチュエーション別会話・単語つき。抱腹絶倒のスペイン旅行コラム。
衛星放送、ハイビジョンー。いまや国境線をも塗り変えるメディアのパワー。その現代の魔法の杖に生き残りを賭けた男たちのドラマ。
かつての傭兵仲間キーファー大尉の誘いを受けて、朝比奈隆三はキクエとともにアフリカに向かう。今度の仕事は、反乱のさなかに幽閉された王妃を救出することだった。熱帯の過酷な自然、敵の銃撃、厳しい状況下で作戦は展開するが-。好評サバイバル・アクション第2弾。