1000件以上の研究提案に目を通し、競争的資金の配分機関で多くの若手研究者をサポートする研究プロジェクトの“黒子”が、今やポスドクの8人に1人が40歳以上という博士受難の時代に研究者として成功するためのノウハウをあますところなく伝授。
過去十五年でアメリカの“株価”は四倍に上昇、日本のそれは三分の一に減じた。なぜこれほどの差がついたのか。そもそも“株価”とは何なのか。著者は社会を動かす株と金融の基本を驚くほど平易に説き明かしてくれる。「株を買う=その会社の一部を買う」「株価=その会社の真の価値」「会社の価値(値段)はこうして決まる」-これらの本質さえ分かれば、将来伸びる会社は予測できる。同時に世間を賑わす企業の合併・買収(M&A)の仕組みと功罪も見えてくる…。第一線で活躍する金融のエキスパートが、個人と社会を豊かにするための知恵を満載して贈る、まったく新しい金融入門。
ベテラン中学教師による、悩める教師のための現実的処方箋。
少子化に伴い二〇〇九年には、大学・短大「全入時代」がやってくる。今や定員割れは当たり前。大学の倒産も現実味をおびつつある。さらに企業など社会が大学に向ける目も厳しくなっており、若者のモラトリアムとしての大学は消滅し、中身の充実が求められている。大学間競争の激化、統合再編など「生き残り」をかけた動きも急だ。国立大学の「法人化」も間近に迫る。いままでの常識では考えられなかった状況に、大学はさらされている。大学はどこへ行こうとしているのか。変貌する大学の姿を、現場の新聞記者が多面的に解説する。
雇用環境が激変し、「雇われる生き方」がリスクになった。サラリーマンが「ふつうの人生」を送ることはもはや難しい。生活をまもり、家族を養うためには、独力で稼げる手段を確保するべきだ。会社を辞めずに起業する「週末起業」で、受難の時代をサバイブしよう!起業ネタの選び方から会社への対応策まで、週末起業の手順と勘所を懇切丁寧に解説する。すべてのサラリーマンに捧げる自衛術の決定版。
2006年の日本人海外旅行者数は世界第13位、日本の外国人旅行者受入数は30位。国際観光収入については23位と低迷。これでは、グローバル化の進む現代、日本が世界から取り残されてしまうのは火を見るより明らかだ。なぜ日本人は海外へ行こうとしないのか。それは、日本で発売されている「観光ガイド」が“使えない”ことが一つの原因ではないかと本書は考える。日々世界を飛び回り、現在はバルセロナに拠点を置いている著者が、長年の海外旅行経験で培ってきたスキルをはじめ、様々な便利グッズやデジタルメディアの知識をもとに、お金がないバックパッカーから富裕な高年齢層まで万人に役立つ、生きた知恵を伝授する。
子育て、病気、リストラ、定年、介護、少子高齢・不況下でも安心!貴方の生活。キャリア20年、人気教授のノウハウ。
70年代『ロッキング・オン』編集室の管理人・橘川幸夫、『宝島』(70年代)をサブカルの震源にした男・村松恒平の対談バトル。
現在、日本が抱える借金は、税金だけでは永久に返せない。このような状況を国はどうするつもりなのだろうか。その奥の手が「ハイパーインフレ」だ。物価を短期間に一〇倍にすれば、日本の抱える借金の価値は一〇分の一になる。しかしそれは、同時にあなたの預貯金や年金も一〇分の一の価値になることを示している。これが「国家破産、究極の回避策」といわれる「ハイパーインフレ政策」なのだ。
コンピュータ会社に勤める三人の重役候補は、社長の発案で、雪山登山のサバイバル訓練に参加することになった。このテストにパスすれば、新設の重要ポストを手中にできるかもしれない。はやり立つ三人は、社長、二人のガイド、ほか三人のメンバーとともに出発する。が、彼らを待っていたのは、想像を絶する苛酷な試練だった…。極限状況の人間心理を鋭くえぐる、異色の企業小説。
国境を越え、企業を超え、生き残れ、サラリーマン!大前研一の自伝的メッセージ。21世紀を生きるビジネスマンへ。本書は、Mr.ボーダレスと世界で賞賛される大前研一の、世界的コンサルタントとしての仕事のやり方を、初めて詳細に明かしたものである。