65年に発表されたドノヴァンのセカンド・アルバムの紙ジャケ復刻。前作から5ヵ月のインターバルでリリースされたにもかかわらず、すでに“英国のディラン”といった枠を超え、トラッドを吸収した独自の音楽スタイルを築きつつある作品になっている。
新古典主義時代の後半に作られた、ストラヴィンスキーの代表的なオペラ。スタジオと野外ロケを組み合わせて、映画として製作されたもの。歌手たちも充実していて、サロネンの冴えた指揮が、魅力を倍加させている。
エルトン・ジョンなどに楽曲を提供し大ヒットに導いたソングライター、ロジャー・クックとロジャー・グリーナウェイを中心としたユニットの1971年発表の2ndアルバム。耳に残るメロディとプログレッシヴな感覚がたまらない。ジャケットを担当しているのはキーフ。
UK発のアーシーでグルーヴィなロックを鳴らす3人組、ビッグ・ストライズの日本デビュー・アルバム。前作よりさらにロック色を強めた意欲作だ。
オーストリアのメロディック・ハードコア・バンドによる日本デビュー盤。多くの90年代パンク・ロック・フォロワーの中にあって、ストレートなメロディとセンスの良さが傑出したサウンドが魅力だ。
劇団☆新感線の音楽を担当するギタリスト/作曲家の代表インスト作品を、ゲストとともに演奏した初コンサートを収録したライヴ盤。同時にCDには未収録の2曲と、MCの入った2時間弱のDVDもセットにしたファン必携作。哀愁の泣きメロ・ギターが満載。
スウェーデン生まれのプロデューサー/ピアニスト、ラスマス・フェイバーがお気に入りのアーティストを紹介していくコンピ・シリーズ。第1弾となる本作では、彼の友人でもあるキーボード奏者のサイモン・グレイの作品が楽しめる。
ディップセットの人気ラッパーが2007年秋に発表したミックス・テープがリミックス、新曲を追加して正式リリース。全般にラフな作りだが、ハーレムのタフな日常を描いた内容に合っていて、実にイイ感じ。ジェイ・Zの類似タイトル作品と聴き比べるのも一興。