(1)は日本のラジオ(テレビ)CMソング第1号。三木鶏郎の作品だ。(5)(7)(8)(11)などなどヒットソングとしての条件を兼ね備えた三木作品は、現在も古臭さを感じさせないどころか、昨今のワンパターン現象を改めて痛感させられるだけのアイディアにあふれている。
「日本のシャンソンは、もはや日本独自芸能の1ジャンル」--そんな説明が「な〜るほど」と自然に納得できる絶好の2枚組。自らもJシャンソンのリサイタルをつづけるROLLY選、シャンソンの歌い手14人による名演集だ。各CDの最後を締める本人の歌唱もなかなか。
LPのみでリリースされていた、小西康陽プロデュースによる夏木マリのアルバムのCD化。コンピレーションに収録されていた曲もボーナス・トラックとして収録した、小西/夏木のコンプリート盤。映画的な小西の歌詞が歌によってリアルさを獲得している。
ジャップス・プログレ・ファンからのラブ・コールも熱い桜庭、自身が手がけた2大ゲームのサントラを生披露。本作をゲーム・サントラの延長と思ってナメてはいけません。壮大かつ幻想的、そしてテクニカルな傑作。スタジオ録音のピアノ・ソロもボーナス収録。
鬼才ヴォーカリスト、山田晃士と、アコーディオン・アーティスト佐藤芳明によるユニットの2ndアルバム。ヨーロピアン・テイストのデカダン・サウンドが個性的。シンプルなのに濃い世界が楽しめる。
紅龍率いる上々颱風の初DVD作品。2004年5月に世田谷で行なわれた公演“早苗饗”を収めたもので、個性派集団の彼らが、普通のコンサートとは一味違った演劇仕立ての舞台を繰り広げる。
歌手、女優として大成功した大スター、ドリス・デイが米コロンビアに残した名唱の数々を収めた2枚組。「ケ・セラ・セラ」「センチメンタル・ジャーニー」といった代表曲を余すことなく収録した決定版。
フジテレビ系『海猿』主題歌。約5年ぶりとなる書き下ろしのドラマ主題歌は、海の壮大な美しさと力強さに想いをはせた珠玉のバラード・ナンバーだ。カップリングはアッパー・チューン「なりふりかまわず抱きしめて」。
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女優・吉田日出子の存在を世に知らしめることとなった傑作ミュージカル『上海バンスキング』。六本木ピットインでのライヴ、スタジオ録音の2枚のアルバムから選曲した、ベスト・アルバム。
野村邦丸をゲスト・ヴォーカルに迎えたシングル。上々颱風というと、民謡調の賑やかで元気な曲が身上という印象があるかもしれないが、「青空」はそうではなく、ミディアムのメロディアスな曲。歌詞もきれいで爽やか。これもまた、彼らの一面だ。★
前回発売のカセット・テープも好評だった、宮崎県の民謡唄アルバム。唄が入った代表的民謡13曲に、唄なしの伴奏曲7曲を加えた全20曲でつづる決定盤だ。
前作から約4ヵ月ぶり、通算5枚目のニュー・マキシ。(1)は、Kanebo“テスティモ”のイメージ・ソング。倖田の情熱的なメッセージが、ダンサブルな曲調と絶妙に絡んでいる。(2)は2001年に、BoAとコラボレートして話題を集めたナンバーだ。今回はソロで熱唱。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!
デビュー25周年を記念して代表曲をリアレンジした2003年作。(10)は作詞作曲した角松敏生がバッキング・ヴォーカルで参加し、華を添える。(12)は寺井尚子の豊潤な音色のヴァイオリンがオリジナルとはひと味違う哀感を醸し、歌もエモーショナルになっている。