大手メゾンから新進気鋭のレコルタン・マニピュランまで国内で流通するシャンパーニュを“徹底調査”したシャンパーニュメゾンガイド。シャンパーニュメゾン完全網羅。全生産者のブランド・ストーリーと日本で楽しめる全アイテムを紹介する。
逃れられない死の運命を描くショッキング・ホラー・シリーズ第4弾。恋人や友人たちとサーキット場でデートしていた若者・ニックが、大事故の予知夢を見る。彼らは惨事から生き延びるが、一人ずつ怪死を遂げて……。
リンは禁断症状を脱し、マフィアの首領の意を受けてソ連軍占領下のアフガニスタンに同道する。ムジャヒディン闘士たちとの交友。首領との確執。そして明かされる陰謀の真相。敵軍の猛攻で同志が次々と斃れるなか、リンは重傷を負いながらもボンベイに生還。個人としての復讐と、組織同士の最終抗争へと向かうー。“生きること”を問いつづけた現代の『千夜一夜物語』、感涙の完結。
相手の関心を引き、心を操る「マジシャンのテクニック」を身につければ、あなたのコミュニケーションに大いに役立つことだろう。あなたにもできる5つのマジックを掲載!この本を使ってできるマジックも。
飛行機嫌いの浅見光彦のもとに、上海行きの依頼が舞い込んだ。日本で働く美人法廷通訳の曾亦依の幼なじみが、新宿のマンションで遺体となって発見され、さらに上海に住む父親には、殺人の嫌疑がかかっているというのだ。海路で現地へとわたった浅見は、日本と中国で起きた事件の奇妙な符合に気づくー。名探偵の前に立ちはだかる日中外交の壁。急成長を遂げたきらびやかな摩天楼の影にある歪みが生みだした悲しい真実とは?
「この町で、いままでにクマゼミの声をきいたことってある?」転校生のちとせにいわれ、この町でクマゼミを見かけていないことに気がついたノブトは、自由研究で市長賞を取ろうと、クマゼミさがしに奔走するがー。さわやかな風が吹きぬける、ひと夏のものがたり。第23回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。
投資家なら誰もが狙いたいテンバガー(10倍株)。しかし、誰もが獲れる銘柄ではないことも確かだ。実際にテンバガーをゲットした億り人投資家が語る投資手法と注目銘柄を参考にして将来のテンバガー銘柄を探し出そう!
雪山で遭難事故が発生した。休暇で訪れていた岬美由紀は救出に向かうが、現場に人影はなく雪崩に呑み込まれてしまう。折しも東京都知事は、お台場の巨大カジノ建設計画を発表。オープニングセレモニーには天才マジシャン少女、里見沙希が出演していた。ショーが始まったその時、銃声が轟き、会場は武装集団に占拠されてしまう。彼らの真の目的とは?最高のリーダビリティと称される、クラシックシリーズ第6弾。
スティーブのむごい仕打ちを目の当たりにし、ダレンの心の中で凶暴で冷酷な「自分」が目覚めてしまう。ダレンはこのまま怪物になってしまうのか?ファンタジー・ミステリーついに完結。
主人公のダレン少年は、親友の命を救うため、半バンパイアになって旅に出た。そして謎の人物ミスター・タイニーや新しい友だちとめぐりあうのだが…。ハラハラドキドキの大ファンタジー。
雪に覆われ、人里離れたチベットの山奥に、「シャンバラ」もしくは「シャングリラ」と呼ばれるユートピアがあるという。その伝説の地で、何世紀にもわたり伝えられているという「知恵」を求め、新たな魂の旅が始まろうとしていたー。大ベストセラー『聖なる予言』『第十の予言』に続く、シリーズ最新作。
なぜバンパイアになったのか!?オレンジ色の髪のわけは?もったいぶった話し方の由来は?左のほおのするどいきずあとは、いったいだれがつけたのか?人気No.1キャラクターの謎が明かされる。番外編新スタート。オレンジ色の髪のバンパイア、ラーテン・クレプスリーの幼年時代から、ダレン・シャン少年に出会うまでの物語。
男は武装強盗で20年の懲役刑に服していた。だが白昼に脱獄し、オーストラリアからインドのボンベイへと逃亡。スラムに潜伏し、無資格で住民の診療に当たる。やがて“リン・シャンタラム”と名づけられた彼のまえに現れるのは奴隷市場、臓器銀行、血の組織“サプナ”-。数奇な体験をもとに綴り、全世界のバックパッカーと名だたるハリウッド・セレブを虜にした大著、邦訳成る。
母に連れられ、戦後の混乱が続くベトナムからアメリカへと渡った僕。幼い僕と祖母を抱え、英語もままならない母がネイルサロンで働いて一家を支えた。異国での不慣れな生活のいらだちを息子にぶつける母。母の苦しみは、周囲の少年たちから孤立する、僕自身の痛みでもあった。アルバイト先で出会った少年との初めての恋、性のおののき…。母を苛んできた「言葉」は、いつしか僕をそのきらめきで魅了するようになる。そしていま僕は、祖母と母、自身の三代にわたる人生を、文字が読めない母への手紙として綴りはじめるー。不世出の若きベトナム系詩人が、自らの来歴を元に、優美で切実な言葉で紡いだデビュー長篇。
一九三四年上海。「魔都」と呼ばれるほど繁栄と悪徳を誇るこの地に成功を夢見て渡ってきた日本人の青年・吾郷次郎。租界で商売をする彼のもとへ、原田ユキヱと名乗る謎めいた女から極上の阿片と芥子の種が持ち込まれる。次郎は上海の裏社会を支配する青幇の一員・楊直に渡りをつけるが、これをきっかけに、阿片ビジネスへ引き摺り込まれてしまう。やがて、上海では第二次上海事変が勃発。関東軍と青幇との間で、阿片をめぐって暗闘が繰り広げられる。満州から新品種を持ち出されたことを嗅ぎつけた関東軍は、盗まれた阿片と芥子の種の行方を執拗に追う。一方、次郎と楊直はビルマの山中で阿片芥子の栽培をスタートさせ、インドシナ半島とその周辺でのモルヒネとヘロインの流通を目論む。軍靴の響き絶えない大陸において、阿片売買による莫大な富と帝国の栄耀に群がり、灯火に惹き寄せられる蛾のように熱狂し、燃え尽きていった男たちの物語。