(1)は日本のラジオ(テレビ)CMソング第1号。三木鶏郎の作品だ。(5)(7)(8)(11)などなどヒットソングとしての条件を兼ね備えた三木作品は、現在も古臭さを感じさせないどころか、昨今のワンパターン現象を改めて痛感させられるだけのアイディアにあふれている。
LPのみでリリースされていた、小西康陽プロデュースによる夏木マリのアルバムのCD化。コンピレーションに収録されていた曲もボーナス・トラックとして収録した、小西/夏木のコンプリート盤。映画的な小西の歌詞が歌によってリアルさを獲得している。
ジャップス・プログレ・ファンからのラブ・コールも熱い桜庭、自身が手がけた2大ゲームのサントラを生披露。本作をゲーム・サントラの延長と思ってナメてはいけません。壮大かつ幻想的、そしてテクニカルな傑作。スタジオ録音のピアノ・ソロもボーナス収録。
鬼才ヴォーカリスト、山田晃士と、アコーディオン・アーティスト佐藤芳明によるユニットの2ndアルバム。ヨーロピアン・テイストのデカダン・サウンドが個性的。シンプルなのに濃い世界が楽しめる。
紅龍率いる上々颱風の初DVD作品。2004年5月に世田谷で行なわれた公演“早苗饗”を収めたもので、個性派集団の彼らが、普通のコンサートとは一味違った演劇仕立ての舞台を繰り広げる。
女優・吉田日出子の存在を世に知らしめることとなった傑作ミュージカル『上海バンスキング』。六本木ピットインでのライヴ、スタジオ録音の2枚のアルバムから選曲した、ベスト・アルバム。
野村邦丸をゲスト・ヴォーカルに迎えたシングル。上々颱風というと、民謡調の賑やかで元気な曲が身上という印象があるかもしれないが、「青空」はそうではなく、ミディアムのメロディアスな曲。歌詞もきれいで爽やか。これもまた、彼らの一面だ。★