1945年3月、上海。革命と反革命のカオス、酸鼻をきわめる近代日中交渉の修羅場ー青春の時をそこに持った著者が、十年後の中国再訪直後に執筆した本書は、「中国について日本人が、戦後に書いた、もっとも美しい本のひとつ」(大江健三郎)であり、また「苦渋のあじわいをひそめた本」(同)である。現代日本人にとって中国体験とは何か、中国を理解するとはどういうことなのかを、深く多様に問いかける希有のエッセイ集。
コスト革命に成功したアメリカ企業のケース分析を中心に、経営戦略論と管理会計を統合した画期的な手法を平易に解説。初めての戦略会計論として評価の高い本格的テキストの邦訳版。
私と同じ気持ちの、みゆきがいる。慰めよりも、励ましよりも、なによりも心強い。夜会’94年公演「シャングリラ」オリジナル・シナリオ、未公開写真、そして書き下ろしエッセイを収録。
国内・国外の奇術師400名の生没年、プロフィール、著作リスト、著作ビデオリスト等を紹介したもの。排列は見出し人名の読みのアルファベット順。排列は見出し人名の読みのアルファベット順。-日本で最初のマジシャン人名録。
拍子木鳴らして子どもを集め、さてさて、今から始まるのは、海をへだてたニッポンの、恐怖の連続紙芝居…。裏町の、はたまた砂漠の子どもたちと交流し、庶民の生活にふれた記録。
本書は全体を「上海概況」、「上海経済」、「上海生活」、「上海文化」の四つのユニットに分けて、日本人にとって最も関心のあるテーマを選んで会話の本文を作成し、構成した。
女と男をもっといい関係にする50のカギ。大人気の実用マンガ「レディースクリニック」が単行本化。
誰でも簡単。失敗ばかりのあなたでも、あっという間にお菓子が作れる。「おいしいお菓子、食べたいときにすぐ作りたい。」洋菓子をはじめ、和菓子、ひんやりデザート、おしゃれドリンクなど70のお菓子バリエーション。
張りめぐらされた監視網、腐敗と拝金主義と差別の極みのなかで、人々は「豊かな中国人」へ盲進している。新聞に書けなかった迫真ドキュメント・28話。
ちょっとコワイ、本当の自分、あの人のココロ、隠された素顔がさらけ出る。複雑怪奇な人間心理のホンネをのぞく、自分発見ゲームがいっぱい。
本書は、「核実験反対・核兵器廃絶9・23焼津のつどい」(一九九五年)で著者がおこなった「焼津市民のなかに生きる第五福竜丸」と題する“地元からの報告”に筆を加えたもので、前著『死の灰を越えて 久保山すずさんの道』(かもがわ出版)の続編(続・死の灰を越えて)にあたるものである。