《ソウル・ウォーカー》シリーズの第2弾は、ソウルの巨人たちの名盤20枚を厳選。メンフィスを代表するアーティスト、アル・グリーンの74年発表の名作。メロウなヴォーカルが心地よい。
坂田明の師でもあり、前衛マルチ・リード奏者の名手として知られた故井上敬三。彼が独メールスで開催されたジャズ祭に出演した際に同地で録音した作品で、彼のソロと欧州フリー・ジャズ界の実力者との共演を収録。井上の、時空を自在に構築しながらの圧倒的な演奏力に脱帽。
78年のレディングでの、パンクスとスキンズの喧嘩に端を発した暴動に対し、涙ながらに歌った(2)をはじめ、シンプルで胸を熱くする名曲ぞろい。現状に複雑な気持ちはあるが、本作収録の楽曲はいまもリアルだ。ソニックマニア出演記念のベスト(実際は、直前キャンセル)。
生活シーンや音楽ジャンル、話題のTVや映画をテーマ別に編集した、ライト・クラシックのシリーズ。演奏家は、アーノンクールやクレーメルなど一流を揃え、たっぷりとした収録曲数と高い質を保っている。
ヴォーカルのアンドレ・マトス(元ANGRA)を中心とするヘヴィ・メタル・バンドの3年ぶりのアルバム(2作目)。ベースとなっているドラマティックな音楽性にさらに多彩な要素が加わったり、曲構成も工夫を凝らすなど、前作以上に深みのある演奏だ。
オペラのアリアをポップスのように歌う、イタリア生まれのポップ・ソプラノ、フィリッパ・ジョルダーノのベスト・アルバム。その情感のこもった自由な歌唱は、並みのオペラ歌手よりもよほど作品の本質を突いている。日本未発表音源2曲を含む。
CDは遺作『アリーヤ』とサントラ『ロミオ・マスト・ダイ』収録曲のリミックスがほぼすべてなので、まあまあ。DVDは本人や周囲の人々のインタビューなどにPVの抜粋を絡めながら、アリーヤの死までの軌跡を追って観応え十分。字幕がないのが残念。
ついにVOL.100を達成。というわけで[1][2]にリクエストによる上位100曲を、初回限定特典の[3]には浜崎あゆみやELT、MAXの楽曲のユーロビート・ヴァージョンを収録。それにしても本作がアルバム・チャートの2位にランク・インするなんて……。