コルンゴルトからモンポウ、ディリアスまで!
とろけるカンタービレ! 珍しくも美しいチェロ小品の花束!
実にビューティフルなチェロ・アルバムの登場です。メロディ・メーカー・コルンゴルトの劇音楽『から騒ぎ』 はもとは管弦楽曲ですが、ヴァイオリンとピアノための編曲をさらにチェロで弾いています。朗々とした旋律にチェロはぴったりです。コルンゴルトとほぼ同世代のヨゼフ・マルクス(1882-1964)は後期ロマン派とフランス印象主義を折衷した様式で知られますが、期待に違わぬ甘美な音楽。先日リリースされたハイドン:ピアノ協奏曲が記憶に新しいバドゥラ=スコダの意外にもスクリャービンばりの作品には驚かされます。モンポウの珍しいチェロ曲、演奏機会が少ないディリアスの名曲チェロ・ソナタと音楽通を唸らせる選曲です。(東武トレーディング)
【収録情報】
『シーンズ』
・コルンゴルト:『から騒ぎ』の劇音楽より
・マルクス:パストラーレ
・バドゥラ=スコダ:エレジー(ピアノ独奏)
・シュテファン・エッサー:チェロ・ソナタ
・モンポウ:橋
・ディリアス:チェロ・ソナタ
ミヒャエル・シュレヒトリーム(チェロ)
北野法子(ピアノ)
録音時期:2004年、2009年
録音方式:デジタル
Disc1
1 : I. Madchen im Brautgemach
2 : II. Holzapfel und Schlehwein
3 : III. Gartenscene
4 : IV. Mummenschanz
5 : Pastorale
6 : Elegie
7 : I. Andante sempre rubato - Allegro moderato
8 : II. Lento, molto tranquillo
9 : III. Allegro risoluto - Epilog, quasi una passacaglia: Lento tranquillo
10 : El pont (version for cello and piano)
11 : Cello Sonata
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長老ピアニスト、バドゥラ=スコダの至芸!
得意のシューベルト! 日本語解説付き!
レコード芸術誌2016年6月号070ページで前田昭雄氏が「たゆまない解釈の歩みに尊敬を感じる」と賞賛を送っているCD。最長老ピアニストにしてウィーンのピアノ曲の権威、パウル・バドゥラ=スコダが、長年に渡り最も心血を注いできたシューベルトのニ長調ソナタを新録音。この明るく長大でピアニスト泣かせのまとめづらい難曲を、80代後半のバドゥラ=スコダが探求と経験から得た奥深い理解によって、恐ろしく説得力のある演奏を繰り広げています。まさに至芸。D.946ともども、老巨匠の今の芸術的高みを実感させられる演奏です。日本語オビ・解説付き。(輸入元情報)
【収録情報】
シューベルト:
● ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
● 3つのピアノ曲 D.946
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音時期:2015年3月30,31日(D.850)、2014年12月29,30日(D.946)
録音場所:ウィーナー・ノイシュタット(D.850) アイゼンシュタット(D.946)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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パウル・バドゥラ=スコダ/シューベルト:ピアノ・ソナタ全集(12CD)
ウィーン生まれの巨匠ピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダの90歳を記念して(1927年10月6日生まれ)、1970年にRCAから発売されたシューベルトのピアノ・ソナタ全集が初CD化されます。
1967年5月から1971年5月にかけてウィーンとローマで録音されたこのシューベルト全集は、ウィーン生まれで当時RCA の副社長・統轄企画部長だったリチャード・ジョージ・マレク[1902-1987]の肝いりで実現したもので、21曲のソナタのうち、未完のソナタについてはバドゥラ=スコダ自身による補筆完成が行なわれ、さらに第13、16、17、20、21番の5曲については、全曲ボックス発売時に差し替えられた別録音があり、今回のCD化ではそうした別録音も全て収録されています。
1971年暮れにこの全集がLP13枚組で発売された時、英グラモフォン誌は「シューベルトと同郷のバドゥラ=スコダには、ウィーン音楽の様式が血脈となって流れている。感情もドラマも決して過剰にならずにコントロールされ、シューベルトがベートーヴェンとは異なる個性の持ち主であることを示している。バドゥラ=スコダの解釈の基調となるのはくつろいだ抒情と素朴さであり、厳格なソナタ形式ではなく、ロマンティシズム溢れる夢想を追求するシューベルトの本質をこれ以上ないほどに的確に表現している」と絶賛しており、日本での1970年〜71年にかけて単売で発売され、高い評価を得ていました。
バドゥラ=スコダはこのRCA全集以外にもウェストミンスターやハーモニック・レコーズなどに複数のシューベルトのソナタを録音しており、さらに独ゲヌイン・レーベルからは近年の再録音のリリースが続いています。またアルカナ・レーベルで1992〜96年には自身が所有するフォルテピアノでの全集を完成させるなど、シューベルト作品への深い愛着を持つバドゥラ=スコダ。2012年、ライプツィヒ『大衆新聞』は、バドゥラ=スコダについて、「音符を鍵盤で完全に引き立たせ、愛と知的な敬意をもって演奏する、20世紀の最も優れたシューベルト・ピアニスト」と絶賛しているほどです。そうしたバドゥラ=スコダの全盛期に、RCAならではの優秀なステレオ録音で収録された全集の復活は、ピアノ愛好家、シューベルト愛好家にとって待ちに待った再発売と言えるでしょう。
オリジナル・アナログマスターからの24bit/192kHzリマスター。オールカラーの別冊解説書には、ピアニスト自身による新しいエッセイ、録音データを網羅したトラックリストとディスコグラフィが掲載されています(欧文のみ)。個々のディスクは初出時のLPジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入され、CDレーベルも当時のLPレーベル・デザインを採用し、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されています。(輸入元情報)
【収録情報】
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集
Disc1
● ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson)
● ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 D.279(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
Disc2
● ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
Disc3
● ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
Disc4
● ピアノ・ソナタ第8番嬰ヘ短調 D.571(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 D.613(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
Disc5
● ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625(録音:1967年、ローマ、RCA Recording Studio A)
● ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664(録音:1971年、ウィーン、Studio Grayson)
● ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784(録音:1967年、ローマ、RCA Recording Studio A)
Disc6
● ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845(録音:1971年、ウィーン、Studio Grayson)
Disc7
● ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850(録音:1971年、ローマ、RCA Recordin
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ノスコフスキ&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集
ポーランドの音楽界の重鎮、ジグムント・ノスコフスキのヴァイオリン・ソナタを収録。作曲家として活躍しつつも教育者として優秀だったノスコフスキは、実質的に20世紀活躍したポーランドの作曲家の指導者と言えます。その作品ジャンルは幅広く、管弦楽曲はもちろんオペラや室内楽、声楽にまでに及び、特にポーランドの作曲家の中で初めて交響曲を作曲したと考えられています。
ポーランドのヴァイオリニスト、アダム・ヴァグネルは、シレジア・フィルハーモニー交響楽団を始めとしていくつかのオーケストラでコンサートマスターを務めており、またソリストとしても活躍し、ポーランドの国内外で高い評価を得ています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ノスコフスキ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
● フランク:ヴァイオリン・ソナタ 変イ長調
アダム・ヴァグネル(ヴァイオリン)
ダリウシュ・ノラス(ピアノ)
録音時期:2021年3月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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ニューヨークで活動する新進シンガー、アレクシス・コールのデビュー作は全編ウォルト・ディズニー作品のラブ・ソング集。NY随一のミュージシャンをバックに滑らかに力強く歌い上げる。ハーモニカのグレゴワール・マレーの哀愁漂うプレイが胸にグッとくる。
スコットランドの名門児童合唱団が歌う、
華やかなクリスマス・アルバム!
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、RSNOジュニア・コーラスのスコットランド勢と、1996年からナショナル・ユース・クワイア・オブ・スコットランド(NYCoS)の音楽監督を務める北アイルランドの指揮者クリストファー・ベルが贈るクリスマス・アルバム。定番のクリスマス・ソングから、ボブ・チルコットのキャロル、映画『スノーマン』の主題歌「ウォーキング・イン・ジ・エアー」まで、バラエティ豊かな選曲。スコットランドが誇る名門オーケストラの壮麗な演奏に乗せて、名門児童合唱団が華麗なクリスマスを彩ります。
名クリスマス・スタンダード「リトル・ドラマー・ボーイ」にラヴェルのボレロをマッシュアップした「リトル・ボレロ・ボーイ」にも注目!(輸入元情報)
【収録情報】
● アーノルド/パーマー編:柊と蔦は〜クリスマス・キャロルによる幻想曲
● 伝承曲/キャンベル編:クリスマス・キャロル・ファンタジー
● チルコット:真冬
● ラーセン/ベイトマン編:鐘が鳴る
● 伝承曲:幼児キリストの子守歌
● K.K.デイヴィス、オノラーティ、シメオン/ウェンデル編:リトル・ボレロ・ボーイ(クラシカル・クリスマス組曲より)
● ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エアー(映画『スノーマン』より)
● ブレイク:サムホエア・ア・スター・シャインズ・フォー・エブリワン(映画『ベアー』より)
● カーティス:クリスマス・スピリッツ
● ミーラー/キャンベル編:アイ・プレイ
● ピアポント/キャンベル編:ジングル・ベル
● 伝承曲/ダウティ編:陽気な聖ニコラスおじいさん(クリスマス・タイム)
● テッパー、ロイ・C・ベネット/ベイトマン編:(アイム・ゲティン・)ナティン・フォー・クリスマス
● ハンビー/キャンベル編:アップ・オン・ザ・ハウストップ
● ビッシル:ア・クリスマス・カーニヴァル
● マークス/ベイトマン編:ジョニー・マークス・メドレー
● 伝承曲:イン・ア・コテージ・イン・ア・ウッド
● 伝承曲/ダウティ編:ア・ヤング・オーストリアン・ウェント・ヨーデリング
● シャト/ゴフ・リチャーズ編:シュネーバルツァー
RSNOジュニア・コーラス
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
クリストファー・ベル(指揮)
録音時期:2016年9月18,19日
録音場所:イギリス、グラスゴー、RSNOセンター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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