ギューラが紡ぐ、
シューマンとクララ・シューマン、
そしてブラームスが織り成す世界
シューマン、シューマンの妻クララ・シューマン、そして二人にとって大切な仲間であったブラームス、三人による珠玉の歌曲集。シューマンの歌曲に触発されてブラームスも歌曲を書くようになり、深い愛情を持っていた民謡からの作曲にも力を入れるようになります。クララ・シューマンの歌曲も美しいものばかり。彼らの間に交わされた手紙の文章も掲載されており、ロマン派時代の重要な歌曲が生みだされる様がリアルタイムに感じられるようです。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・シューマン:リーダークライス Op.24(全9曲)
・クララ・シューマン:あの方は来ました Op.12-2
・クララ・シューマン:なぜあなたは周りの人にたずねるの Op.12-11
・クララ・シューマン:ひそやかな語らい Op.23-3
・クララ・シューマン:わたしは暗い夢のなかにいた Op.13-1
・クララ・シューマン:彼らは愛し合っていた Op.13- 2
・クララ・シューマン:どうして泣くの、小さな花よ Op.23-1
・クララ・シューマン:それは響くような日 Op.23-5
・ブラームス:ドイツ民謡集 WoO.33から(10曲)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリストフ・ベルナー(ピアノ/1877-78年製フリードリヒ・エールバー・ピアノ使用)
録音時期:2003年11月
録音方式:ステレオ(デジタル)
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3 Classic Albums
カティア&マリエル・ラベック
ピアノ・デュオの冴えた技巧とエスプリ
「美貌のピアノ・デュオ」として登場したラベック姉妹による、代表的録音3枚分をセット化したものです。曲の構造を分解して再構築したようなガーシュウィン。華麗にして躍動感あふれるハンガリー舞曲。洗練された表現によって立体感も美しくさせたスラヴ舞曲。ピアノ・デュオの冴えた技巧とエスプリが感じられる演奏です。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
Disc1
ガーシュウィン:
● ピアノ協奏曲ヘ調(2台ピアノ版)
● ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)
録音時期:1980年5月
録音場所:パリ
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc2
● ブラームス:ハンガリー舞曲(全21曲)(ピアノ連弾版)
録音時期:1981年4月
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc3
● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(全16曲)(ピアノ連弾版)
録音時期:1990年6月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
カティア&マリエル・ラベック(ピアノ・デュオ)
原盤:PHILIPS
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ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
エリック・シューマン、マーク・シューマン
アレクサンダー・シェリー&ニュルンベルク交響楽団
【収録情報】
ブラームス:
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
● ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
エリック・シューマン(ヴァイオリン)
マーク・シューマン(チェロ:二重協奏曲)
ニュルンベルク交響楽団
アレクサンダー・シェリー(指揮)
録音時期:2014年
録音方式:ステレオ(デジタル)
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ブラームス:ハンガリー舞曲集、グリーグ:ノルウェー舞曲集、ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
ジョス・ヴァン・インマゼール、クレール・シュヴァリエ(ベヒシュタイン1870)
【収録情報】
● ブラームス:ハンガリー舞曲集第3巻、第4巻(第11〜21番)
● グリーグ:ノルウェー舞曲集 op.35
● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第1巻 op.46
ジョス・ヴァン・インマゼール、クレール・シュヴァリエ(ピアノ連弾)
使用楽器:ベヒシュタイン、1870年製
録音時期:2015年7月1-3日
録音場所:ベルギー、ブルッヘ、コンセルトヘボウ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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日本語では語ることが難しい「森の孤独」を表現
シュトゥットガルト州立音楽・演劇大学で学んだ若手注目のソプラノ歌手、エファ・ホフマンのデビュー・アルバムです。ヘレーネ・シュナイダーマン、モンセラート・カバリエ、ブリギッテ・ファスベンダーら数多くの名歌手たちの薫陶を受け、その表現力と歌唱力に磨きをかけて来た彼女、オペラ、リートの両面での活躍が期待されています。
このアルバムでは、シューマンの最もロマンティックな歌曲集として知られる『リーダークライス作品39』と、ブラームスの美しい歌曲が歌われています。曲の間にピアニスト、ラッシュトンのソロが挟まれているのも特徴で、Waldeinsamkeit(一般的に「森の孤独」と訳される場合が多いのですが、実際の意味は日本語に訳すことができないという表現)のタイトルにふさわしい想像力が強く刺激される1枚となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
シューマン:
● リーダークライス Op.39
● 予言の鳥 Op.82-7(ピアノ独奏)
ブラームス:
● おお、涼しい森よ Op.72-3
● 雨の歌 WoO.23
● こんばんは WoO.33より
● あこがれ Op.14-8
● 静かな夜に WoO.33より
● 恋しい人のもとへ Op.48-1
● あの下の谷では WoO.33より
● 別離 Op.19-2
● 窓辺で Op.14-1
● 間奏曲 Op.118-5(ピアノ独奏)
● 私の歌 Op.106-4
● 荒野を越えて Op.86-4
● 私は不意に飛び起きた Op.32-1
● もうお前のところには行くまい Op.32-2
エファ・ホフマン(ソプラノ)
エドワード・ラッシュトン(ピアノ)
録音時期:2015年
録音方式:ステレオ(デジタル)
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世界初録音をふくむリームの管弦楽作品集
リーム・エディションの第3集。1969年作、弦の官能的なひびきが印象的な交響曲第1番、第2番の精緻な演奏につづいて、演奏時間23分弱でアルバム中最長の曲「大河交響曲に向かって3」と、合唱と打楽器が過激に交錯する「Raumauge」という、ふたつの世界初録音を収めており、現代音楽ファン注目のアルバムです。(キングインターナショナル)
リーム:
1交響曲第1番Op.3 〜管弦楽のための(1969)『カール・アマデウス・ハルトマンの思い出に』
2交響曲第2番〜大管弦楽のための(1975)
3 Nachtwach 〜 8人の独唱、混声合唱、4本のトロンボーンとウッドブロックのための(1987/1988)
4大河交響曲に向かって3〜管弦楽のための(1992/1995)*
5 Raumauge 〜混声合唱とパーカッションのための(1994)*
12ジョナサン・ストックハマー(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
3バルバラ・ヴァン・デン、アレクサンドラ・ルスティグ(S)
3ウテ・ヴィッレ、シュザンヌ・マイスナー=シャウフェルベルガー(A)
3リュディガー・リン、ユベール・メイエ(T)
3ベルンハルト・ハルトマン、ミハイル・シャシコフ(Bs)
3アンゲリカ・フライ、マルタン・ユベール、ミヒャエル・ポイゼ、ハインリヒ・ゲルツェンロイヒター(Tb)
3SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
3マーカス・クリード(指、ウッドブロック)
4ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
5SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル、ヴァリアンティ、ルペール・ユベール(指)
録音:122007年11月5-8日、ジンデルフィンゲン、シュタットハレ
32004年9月14,15日、シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
41995年10月25日、シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザール
51994年1月20日、シュトゥットガルト、テアーターハウス
*世界初録音
Disc1
1 : Rihm: Symphonie Nr. 1 für Orchester: Appassionato
2 : Adagio
3 : Symphonie Nr. 2 für großes Orchester: Erster Satz
4 : Marcia funebre
5 : Nachtwach
6 : Vers une symphonie fleuve III für Orchester
7 : Raumage für Chor und Schlagzeug
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左手のための名曲集 第2集
面白すぎる左手の協奏作品集
副題に「オタカル・ホルマンに捧ぐ」とありますが、彼は第1次世界大戦で右手を負傷し、左手ピアニストとして活躍したチェコの名手。ここに収められたヤナーチェクとマルチヌーは彼の委嘱で作られました。ここに収められた4作品は、いずれも演奏水準の高さに瞠目させられます。
ブラームスが左手用に編曲したバッハの『シャコンヌ』は、日本とも縁の深い名手ヴァルター・クリーンの演奏というのに注目。カチッとしながらも味わい深く絶品。感動させられます。
リヒャルト・シュトラウスの『家庭交響曲余禄』は、タイトル通りあの『家庭交響曲』の続編。ラヴェルの左手協奏曲と同じくパウル・ヴィトゲンシュタインの依頼で作曲され、交響曲とは別の息子の急病と治癒までのエピソードを左手ピアノとオーケストラで私小説風に描いています。ニコラーエワがとりあげていたとは狂喜。若きロジェストヴェンスキーの統率力も驚異的です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● J.S.バッハ/ブラームス編:シャコンヌ BWV.1004
ヴァルター・クリーン(ピアノ)
録音:1964年12月2日/ウィーン(ライヴ)
● マルチヌー:コンチェルティーノ(ディヴェルティメント) H173
ジークフリート・ラップ(ピアノ)
ロー・オーケストラ・ゾンダーズハウゼン
ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指揮)
録音:1962年12月4-6日/ドイツ、ソンダースハウゼン、クルーツィス教会
● ヤナーチェク:カプリッチョ
イヴァン・クラーンスキー(ピアノ)
アンサンブル
マーシュ・コウトニーク(指揮)
録音:1999年7月3-4日/プラガ・ディジタル・スタジオ
● リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲余禄 Op.73
タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1966年2月2日/モスクワ(ライヴ)
録音方式:ステレオ
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正規盤発売!
クナッパーツブッシュ渾身のブラームスの4番!
海賊盤で伝説となっていたクナッパーツブッシュの録音がついに正規盤で登場! 1953年5月8日の公演のライヴ録音です。クナッパーツブッシュのブラームスでは、第3交響曲が有名で録音も多数残されていますが、第4交響曲はわずかに2種が残るだけ。このケルンでの演奏は、クナッパーツブッシュの指揮した交響曲の中でも最も豪演として名高いもの。ブラームスを完全にワーグナーの同時代人として捉え切った深いロマンティシズムに彩られた演奏です。
ジークフリート牧歌は、過去に発売されたCDもわずかな珍しい音源。こちらはリラックス・ムードの中に豊かな喜びが繰り広げられています。どちらもWDRの蔵出し音源を使用、音の鮮度も上がりました!(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
・ワーグナー:ジークフリート牧歌
ケルン放送交響楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
録音:1953年5月8日 ケルン、フンクハウス(ライヴ、モノラル)
Disc1
1 : Brahms: Symphony No.4, op.98: I: Allegor non troppo 12:51
2 : II: Andante moderato 11:41
3 : III: Allegro giocoso 06:55
4 : IV: Allegro energico e passionato 09:53
5 : Wagner: Siegfried Idyll
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2019年に設立90年目を迎えたイギリスのDECCA RECORDS。設立90周年を記念し、ヒット曲全60曲を4枚のCDにまとめたボックスをリリース。
DECCAの輝かしいカタログの中でポップ、イージー・リスニング、クロスオーバーな大ヒット曲ばかり。11曲はUKでNO.1を獲得。三大テノールからザ・ゾンビーズ、ビング・クロスビーまでを収録し、UKの大衆音楽の90年の歴史を紐解くことのできるボックス。
才能あふれる交響曲指揮者による感動のドヴォルザーク
ハンス・シュミット=イッセルシュテットの3枚のLPアルバムをCD2枚組にまとめた、劇的なほど感動を与えるドヴォルザークの録音集です。ドヴォルザークとブラームスの民俗舞曲を併録。どれも才能あふれる交響曲指揮者としてシュミット=イッセルシュテットが戦後に活躍していた時期の録音です。
1945年にロンドンのBBC交響楽団を模範としたドイツの楽団としてハンブルク放送交響楽団(後の北ドイツ放送交響楽団)を設立し、音楽監督も務めました。ダルムシュタット、ハンブルク、ベルリンでオペラ指揮者として始まった音楽人生でしたが、後に交響曲指揮者として円熟した晩年を過ごしました。新世代の音楽愛好家の方々にもこの指揮者の名前を知っていただけることでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 Op.70
2. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.46より3曲(第1番ハ長調/第2番ホ短調/第3番イ長調)
3. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.72より第8番変イ長調
4. ブラームス:21のハンガリー舞曲より7曲(第1番ト短調/第2番ニ短調/第3番ヘ長調/第5番ト短調/第6番ニ長調/第7番ヘ長調/第10番ヘ長調)
Disc2
5. ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 Op.22
6. ドヴォルザーク:管楽セレナード ニ短調 Op.44
ハンブルク放送交響楽団(1-4)
北ドイツ放送交響楽団(5,6)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
録音:1953年3月/ロンドン(モノラル:1-4) 1963年12月/ハンブルク(ステレオ:5,6)
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