急速な情報の増大と断片化が、重要なパラダイム転換を迫っている。ポスト・ポストモダンの現在、アメリカ文学は人間をどう扱い表象しているか。身体は?ジェンダーは?エスニシティは。
現代福祉国家の諸制度-賃金、税制、社会保障制度等に組み込まれた女性の自律を阻む不平等要因を、諸福祉国家の比較研究に基づき鋭利に摘出するとともに、その背景をなす男女役割分業思想が今なお強固な日本において、国際条約や諸国家の前進的成果を足掛かりに、独自の視角からジェンダー平等を推進する、新たな戦略構築の基盤を追求した、著者の遺著。
1899年、ロンドン中心部にある英国銀行が襲撃されたー。鉄仮面のリーダー・ファントム率いる謎の一団が盗んだのは、金塊や札束ではなく、1枚の古い海上都市の設計図面だった。緊迫する英国政府、世界大戦勃発の予感。その時、英国政府から、アフリカで暮らす伝説の冒険家・アラン・クォーターメインのもとに、世界大戦阻止の白羽の矢が立った!この戦争を対岸の火事ではないと感じたクォーターメインは、依頼を引き受け、ロンドンへと向かうー。さらにその彼のもとへ、潜水艦ノーチラス号のネモ船長、透明人間のスキナー、半吸血鬼のミナ、不死身の男・ドリアン・グレイ、ジキル博士&ハイド氏、そしてアメリカの諜報員・トム・ソーヤーが集められ、超人同盟「ザ・リーグ」が結成された!!世界を救うため、今、伝説の7人のヒーローが立ち上がる!!前代未聞のファンタスティック・アドベンチャー。
近代日本の「性差」「性」の領域へ切り込む、歴史学の空白を生める「知」の議論。歴史・経済・思想・文学などの多様な視線から、学際的・国際的視野に立ってジェンダー・アプローチした、気鋭の研究者11人による共同研究の成果。
近代化の過程で、女性たちは、どのように自己表現の回路を切り開いてきたのか。古典から現代小説までの描かれた女性像を通して性差文化の構造と深層を明らかにし、ヴァージニア・ウルフ、林芙美子、白石かずこ、吉原幸子ら、ジェンダー文化からの脱出を志向する女性表現者たちの強靱な思考力と想像力の魅力に迫る、刺激的なエッセイ集。
企業改革は女性のキャリアアップから。自分でできるキャリアワークシート付き。
アメリカに留学…経済学者から世界銀行に転身、南アジア担当副総裁となった日本女性が途上国の貧困解消と女性の地位向上のために世界を駆けめぐる。
本書の第一章では、古くから女性が活躍し、女の言葉が蓄積された“短歌”に、異分野から光をあてる。第2章では、ジェンダーの観点から、日本文化を見直す。
この本ではまず第一に、「ジェンダーとは何か」の問いに対して、可能なかぎり、わかりやすい言葉で説明する努力をしました。性差別をなくすことを目的とするフェミニズムとの関係、女性差別という表現とどう違うのかについてもふれました。第二に、ジェンダーというメガネをとおして、学校、スポーツ、家族、労働、絵画、途上国での開発、戦争など、総合的(ホリスティック)に現代社会をとらえることを試みました。第三には、政策課題として男女共同参画を推進することの意味を確認することです。
本書では、「女性」というジェンダーに絞り、まず女性特有の職業であるとされる秘書の業務と意識の関連とその実態を調査し、論述している。次に秘書業務だけでなく、表面化された男女ジェンダー間のトラブルについて職場と家庭双方を取り上げている。これらの動向を見ることにより、ジェンダー・トラブルの変化を捉え、いかなる要因がジェンダー意識を変化させ、新たな現象を構築していくのか分析を試みた。
本書は、幅広い論点と斬新な切り口で、司法におけるジェンダー問題を扱っています。