映画『風と共に去りぬ』は、マーガレット・ミッチェルの小説を映画化したもので、南北戦争の時代を力強く生きた女性、スカーレット・オハラのロマンス物語である。デビッド・O・セルズニックが制作したこの作品は、第二次世界大戦開始直後、1939年12月に完成。戦乱の中で不撓不屈の人生をおくるスカーレットの生き方は、当時、不況に苦しむ人々に熱狂的人気を博した。本書は、世界中が感動した名セリフや時代背景を解説しながら作品をひもとく一冊である。
神の子と謳われる最強の祓魔師ギブは、神父でありながらヴァンパイアの血をひき、しかも徐々に転化の兆しがみえるという宿命を抱えていた。それを阻止しようと、下僕の少女ツキシロらと旅立ったギブだが、“悪魔”を封じた“聖櫃”を開く鍵として、人知を超えた戦いに巻きこまれていく。そしてギブとツキシロ、二人のもどかしい主従関係にも大きな変化がー!セカンド・シーズンついに開幕。新たな伝説への扉がここに。
神の子と謳われる最強の祓魔師・ギブ神父。彼は伝説の“悪魔”が封じられた“聖櫃”を開くための“鍵”だった!!イブリスと契約した魔物たちは、ギブを“鍵”として覚醒させるため次々と襲いかかってくる。しかもギブの下僕のヴァンパイア・ツキシロも、もう一つの“鍵”だとみなされてしまい…。互いを守るために、二人はそれぞれの闘いに身を投じていくー。スカーレット・クロスセカンド・シーズン、緊迫の第2弾。
“聖櫃”の“鍵”となった、ヴァンパイアの少女ツキシロ。“悪魔”の契約者たちは、じょじょにツキシロの孤立化をはかっていく。さらに、イブリスの半身である謎めいた“天使”も、ついに行動を開始しー。「“聖櫃”を閉じる…たとえわたしが、死滅することになってもー」“聖なる下僕”としての覚悟を決めたツキシロに、主人のギブ神父が出した答えとは…!?スカーレット・クロスセカンド・シーズン、驚愕の急展開ー。
共同プロデューサーに元カーネーションの棚谷祐一を迎え、98年3月リリースの8枚目。ロック/ポップスのマニア心をくすぐる細かい仕掛けはさすが。「スカーレット」ほか粒揃いの楽曲を収録。
期待のヴァイオリニスト川井郁子のアルバム。スペイン系の美しいメロディを現代的に演奏、さらに雄大な自然を感じさせるオリジナル作品を情熱と哀愁のラテン風に演奏した表現の幅の広いものに。
上半期TVアニメ中いち押しのウテナのサントラ。特に毎回使われる(23)などの合唱曲は最初聴いた時からとても新鮮。2クール以後同じシーンには(33)にさし変わったのが残念。(2)のヴォーカルの歌詞が聴きづらいのが難。初回特典のブックレットなかなかの出来。★
“ワルツの女王”ことペイジが、50年代から60年代末にかけてCBSコロンビアに残したヒット曲を集大成。べたつかない、さわやかなお色気を感じさせるヴォーカルに稀有な持ち味が。彼女が人気を博した50年代、合衆国白人の歌声も、まだまだ“大人”だった。
「ユネスコ平和芸術家」としての活動でも注目を集めている二村英仁の3rdアルバム。二村自身が発掘したピラティ作品をはじめ、秋のNHK月曜ドラマシリーズ『夢みる葡萄』テーマ曲も収録。バラエティに富んだ内容だ。
WOWOW放映の学園ラブ・コメディ・アニメのOP曲。女子高生ヴォーカリスト川瀬未希の歌声が印象的なテクノ〜トランス系のナンバー。音楽制作集団ave;newでも活躍するa.k.a.dRESSの斬新なアレンジも秀逸だ。
絶頂期のジャコ・パスをとらえたウェザー・リポートのライヴ&スタジオ録音アルバム。70年代を代表する歴史的名盤が、高音質リマスターでよみがえる。1978〜79年の録音。
“エスカレーター・レコーズ”のノンストップ・ミックスCDシリーズ第8弾。今回ミックスを手がけるのは、DJとしても活動するハイ・スタンダードのドラマー恒岡章。センスの良い選曲と巧みな技を披露している。
スカーレット・ヨハンソン主演、ウディ・アレン監督が撮り上げたエロティック・サスペンス。野心家のクリスが富豪のトムと仲良くなり、彼の妹クロエと恋仲になる。だがトムの婚約者ノラとも関係を持ったことから、クリスは思わぬ事態を招いてしまう・・・。