カオティック・ハードコアを通過した、異形のプログレッシヴ・ロック。いや、ジャンルうんぬんという以前に、クレイジーにして歪みまくっている。新しいというよりも突然変異。スリップノット以来の衝撃だが、こちらはもっとカルトな存在としてシーンに君臨しそうだ。
New Found GloryやSenses Failなどが在籍したことで知られるドライヴ・スルー・レコードからまたも注目のパンク・バンドの1stアルバム。ダークな世界観とパンキッシュなサウンドの融合がかっこ良い。
シェリルとジョーの、20代前半のイギリスの女性デュオで、ブライアン・フェリーなどの前座を経てデビューに至っている。ファッションを含めた風貌ほどには、歌も演奏もエキセントリックなわけではない。綺麗な歌声を生かしてポップに、かつカラフルに迫る。
ジョーとシェリルの女性デュオの2ndアルバム。英国らしいポップなメロディの歌なんだけれど、それを歌うヴォーカルがパワフルで、歌詞もタフな内容。今どきの強い女性という感じで、エキセントリックではない、清々しいエネルギーが印象的だ。