往年の名曲をスーパープライスで!
全国禿頭カンケイ諸兄の友、雀三郎(金萬福サンにも似てる)が師・枝雀直伝の顔芸を交えて演じる二題。さすがに「天王寺詣り」は松鶴の印象が強すぎて物足りず、現代口語との駆け引きもいささか苦しいが「口入屋」は立派に自分のネタに仕上げている。
子供時代から“おもろい子”と注目されていた雀々も、枝雀に入門して20年。師匠、枝雀譲りの口調での勘違い噺「手水迴し」では枕に横山ノック大阪府知事を真似てエピソードを聞かせる。「舟弁慶」の主人公の女房“お松”の傍若無人な快速お喋りは見事。
未発表音源や廃盤音源から選りすぐった、枝雀の天才芸を収録したシリーズ。本盤では、いよいよ彼の真骨頂ともいえる「ロボットしずかちゃん」が登場。唯一無二の枝雀ワールドには脱帽だ。
無頼のシャンソニエ。ひがしのひとしアルバム第2集!
【URCレコード・オリジナルアルバム復刻企画第七弾】
日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に産声をあげ、70年代末に活動を終了したURC(アングラ・レコード・クラブ)。
高田渡、遠藤賢司、五つの赤い風船、加川良、はっぴいえんど、岡林信康、その他多くの先鋭的な才能が集ったURCは日本のフォーク/ロックの祖と言える存在。その発売権が2023年ソニーミュージックに移り、6月よりスタートしたURC名盤群のCD再発シリーズ第七弾。
後期URCレーベルの中でひときわ異彩を放ったひがしのひとし。ジョルジュ・ブラッサンスを敬愛し、シャンソンをモチーフに洒脱な世界を構築していく。
今作は1977年に発表されたセカンド・アルバム。
2023年最新リマスター/高品質Blu-spec CD2仕様。
「英語落語」の創始者として、また上方落語の大黒柱としてその名をはせた人気落語家の大全集シリーズ第3回発売。彼ならではのエネルギッシュで明るい笑いの世界が思う存分楽しめる。
人、自然そして本との出会い。文芸評論家・巌谷大四が厳しく、そしてあたたかいまなざしでさらりと綴った一冊。
アメリカの絵本作家エズラ・ジャック・キーツが、日本の俳句をもとに、イメージをふくらませ、すばらしいコラージュの絵本にしました。俳句は、日本が世界にほこれる文化です。たった17音で、自然の美しさや自分の心の動きなどをみごとにいいあらわしてしまうこの詩は、世界中の人によろこばれ、今ではハイクとして、大人も子どもも、自分たちのことばで楽しんでいます。また、江戸時代の俳句も、英語に訳されると、こんなふうに、世界の子どもたちがそれをたのしめるものになります。これも、すばらしいことですね。
最高の音で楽しむために!
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。