野望と変化の街ーアメリカの“スズメバチの巣”と呼ばれるシャーロット市。一刻も休むことのない警察署では、一六〇〇人の警察官が働いている。他州から来たビジネスマンが次々殺される。股間には、オレンジ色のスプレーで奇妙な落書きが。P・コーンウェルが新境地に挑む白熱の本格警察小説。全米ベストセラー。
『西暦2000年、その時、俺はたぶん刑務所の中にいる…』神戸市東灘区でピアノ教師をしている薬師寺小雪は、中学の同窓生らと十五年ぶりに再会し、掘り出したクラスメイトの文集の中に奇妙な文章を発見した。十五年前の殺人予告なのか?だが、その文章を書いた小松宏は欠席し、行方も判らない。小雪ら同級生は、小松への興味から、彼自身が書き記した“雀のお宿”というヒントを探し求めるがー。そこで見つけたものは、小雪たちが忘れることのない、クラスメイトの身に起きた事件だった…。薬師寺小雪、雲母きらら、烏丸実香など、著者作品のオールスターキャストで送る、書き下ろし長篇ミステリー。
川柳は俗なるものではあるけれど、俗きわまれば雅にいたるもの、何でもない日常の瑣事を詠んで人生の核心を衝くのである。この本にえらび採られている古川柳は、「柳多留」の中でもことさらの佳句で、古川柳の代表作ともいえるであろう。
身近な自然のささやきを伝える武蔵野の自然通信「みどりの風」1990年5月〜2003年5月を掲載。
鳥好きがこうじて、鳥漫画を描く漫画家とその妻が、お金もないのに冬の北海道へ大移動!波乱万丈の引っ越しや、鳥との奇想天外な出会いやふれあい。野鳥天国の北海道で、二人はどんな鳥と出会ったのか?そして生活は成り立つのか?手に汗握る日常を、ほっこりとお贈りします!