よくいえばおっとり美人の蒼井は、ぼんやり雀荘を経営中。そこに個性的なオヤジが集うが、中でも色気を放つのは元AV男優、伝説のサオ師の桃田。色気MAXでセクハラまがいに迫る桃田を、ゆる〜くかわす蒼井。しかし部屋で拾い食いしたブツに体が火照り、桃田の仕掛ける指遣いに何故か蒼井の体はメロメロに!?その上、番外編では3P希望の金持ち変態男まで現れて!!大胆不敵で、天下無敵の中原ワールド、ここに見参。
力を奪われた大妖怪と、力を奪った名探偵。相容れざる両者は手を取り合い張り巡らされた陰謀へと立ち向かう…。しのとうこの“妖怪・鈴葉”と鋼屋ジンの“ホームズ”、小太刀右京の“楊敬次郎”が共闘する「大江戸妖怪絵巻」。そして、『妖異暗躍譚』の井上純弌、鋼屋ジン、小太刀右京、三輪清宗の“芹沢鴨”が登場する「雪霜の梅香」。GM・すがのたすくが熱き思いを込めて筆を取った『天下繚乱RPG』リプレイ、いざ開幕。
完璧に封印された館で発見された、不条理極まる6人の死。事件から1年近くが経ち、警察も見放した謎を解明すべく新たな6人の男女が「呪われた館」を訪れる。過去にも多くの血を吸った館でまたしても繰り広げられる惨劇。そして戦慄の真相とは…?息もつかせぬ、恐怖と幻想の本格ミステリー。
ゼネコンで働く葵は、会社の役員たちに呼び出され、社長・健介との結婚を打診される。やり手だが女性が大の苦手で、仏頂面がスタンダードな健介は、それが原因で取引先の会長を激怒させ結婚するまでは取引しないと言われてしまう。そのため、男勝りで健介と唯一話ができる葵に白羽の矢が立ったのだ。社運を託された葵は、1年間の期間限定で健介と偽装結婚を受け入れるが…。イケメンなのに仏頂面な社長×建物好きで重機も動かせる建設女子。
私の名前は、鈴芽。17歳の高校生。九州の静かな町で楽しく暮らしている。ある日、見知らぬ青年に「このあたりに、廃墟はない?」と聞かれた。「ハイキョ?」ととまどう私。彼、草太さんは、人がいなくなってしまった場所にある「扉」を探して旅をしているらしい。私は彼の後を追い、山の中の廃墟で古ぼけた扉を見つけた。彼の言葉を思い出し、扉に手を伸ばしてみるとー。不思議な扉にみちびかれた私・鈴芽の、全国をめぐる“戸締まりの旅”が始まる!小学上級から。
日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちがまとめて読める!町会館で見つけた、地域の怪異が記録された古本を手にしたらー。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」。その発想力を選考委員が絶賛した、「穴」に入らずにはいられない男のシュールすぎる1作、国広正人「穴らしきものに入る」など計6編。当時の選評からの一言も引用収録。決して他では味わえない、奇想天外な短編ホラーの世界へようこそ。