麻雀はスマトラ島の熱帯雨林のようなゲームです。その込み入った世界に科学的なアプローチを試み、客観的な基準を打ち立てる!それこそが麻雀検定の目指すところです。本書の問題を解き終えたころには、あなたの目にも麻雀が合理的なゲームに見えているはずです。そうなればしめたもの。あなたの思考法には、いつのまにか麻雀の上達プログラムが組み込まれているのです。
昭和落語界の大看板、孤高の噺家、稲荷町の師匠彦六。本書は、形見の懐中時計と彦六自筆未発表の帳面「落語名題」をもとに語る「師匠彦六の人と芸」。貴重な写真による在りし日の彦六。十八番の芝居噺を受け継ぎ、二度の芸術祭賞に輝いた著者が自ら脚色した正雀版『双蝶々雪の子別れ』、林家彦六年譜、古典落語の醍醐味、精粋がたっぷりと楽しめます。
18歳の初めての経験…秘蔵写真集。
『西暦2000年、その時、俺はたぶん刑務所の中にいる…』神戸市東灘区でピアノ教師をしている薬師寺小雪は、中学の同窓生らと十五年ぶりに再会し、掘り出したクラスメイトの文集の中に奇妙な文章を発見した。十五年前の殺人予告なのか?だが、その文章を書いた小松宏は欠席し、行方も判らない。小雪ら同級生は、小松への興味から、彼自身が書き記した“雀のお宿”というヒントを探し求めるがー。そこで見つけたものは、小雪たちが忘れることのない、クラスメイトの身に起きた事件だった…。薬師寺小雪、雲母きらら、烏丸実香など、著者作品のオールスターキャストで送る、書き下ろし長篇ミステリー。
平穏な漁師町でおこった殺人事件を描く「冠海雀こと孫太郎」の他、人間のめぐり逢いを綴った短編2編を収録。
社会という怪物から押しつけられた価値観で、十把ひとからげの庶民。庶民とはいったい誰か?そして私たちは何者なのか?今こそわたしたちは自覚をもって為政者の支配から脱出すべきではないか。
新たな環境に適応し、たくましく生き延びるスズメバチの姿を紹介しながら自然と人間が共存しともに生き延びていく道を探る。
通り魔、放火犯、大量殺人犯、連続殺人犯…彼らの「心の闇」を解明する。