人間に寄生し成長する妖花が存在する世界。宿主狩りを生業としていた青年・ルッカと頭に真紅の薔薇の仮花を咲かせた少女・リディの二人は、彼女の起源を知るために、リディが宿主として目覚めた街を訪れる。彼女は生まれたときから鎖で繋がれていたという。つまり宿主化する前から囚われの身だった可能性が高いのだ。謎を探るべくその場所に向かったルッカたちが目にしたのは、リディと同じ真紅の仮花を咲かせた幼い宿主だったー。花のために生きる宿主の少女と宿主のために生きる青年の物語、第二巻。
おじいさんの可愛がっていた小すずめの舌を、おばあさんは、ノリをなめた罰として切ってしまいます。おじいさんは小すずめの名を叫びながら、森深く探し回りますが見つかりません。翌日、ようやく「すずめのお宿」を見つけて喜びあいます。小さなつづらをおみやげにもらい、中を開けると宝物でいっぱいでした。なぜ、大きなつづらをもらわなかったのかと非難したよくばりなおばあさんが、大きなつづらをもらって開けてみると…。
「友ゼロ」と妹の鞠弥に指摘される、自称普通の高校生・有田雁弥は駅のホームで自分の人格を“換装式人格”と称し会う度に入れ替える、厨二病全開の痛々しい先輩・新田菊華と出会ってしまう。どういう訳か気に入られてしまった雁弥は、昨年度で潰れていた菊華が部長を務める旧演劇部の手伝いをやらされることになる。旧演劇部の面々は新たに「喜劇部」と称し、生徒会に隠れながら裏で活動をしているようなのだが、雁弥が手伝わされることは意味不明のことばかりで、何故自分が喜劇部に必要なのかが分からなかった。そんな折、菊華から壮大な人類の歴史と“終末戦争”について聞かされることになるー。
せっかくいい景色の山に登るなら、気分よく、おいしいものを食べたいでしょ。手に入りやすく、日持ちもする山向きの食材を中心に、山でも家でも手軽に作れるレシピを揃えました。