大都会名古屋の知られざる歴史秘話を満載。伝説と逸話でつづる決定版名古屋意外史。
ナチス史研究に優れた業績を挙げた歴史家が、アウシュヴィッツ以後の視線から、西欧合理化過程のパラドクスに真摯に取組んだ「歴史家」ウェーバーによる「近代の病理学」の根幹を掴み出す。
第二次大戦が勃発し、ドイツの爆撃機がロンドン上空を脅かしていた頃、独り暮らしの老夫人が生まれて間もない野生の小雀を拾った。足と翼を痛め自然界では生きられない雀だったが、夫人のピアノに合わせて歌うなど、殺伐した戦時下のロンドンっ子を楽しませ勇気づけもした。ヨーロッパはもちろんアメリカでも当時ベストセラーになった名著が、ここに完全復刊となった。
世界の鳥を写真付きで紹介するポケット図鑑。800点以上の鳥のカラー写真と、生態や分類方法、バードウォッチングの仕方などに関する解説がある。巻末に用語解説と索引を付す。
普通の日本人と、普通のロシア人たちの、ふとしたふれあい-。著者がシェレメチェボ空港に降り立ったのは、ペレストロイカ全盛、チェルノブイリ直後-それは、奇しくも二度と見ることのない“大鷲”ソ連との出会いだった。心やさしい“雀”の目で見つめたモスクワ管見記。
ナイティンゲール、コウノトリ、ツルの仲間、ガンやカモの仲間たち…ひなを守る強さと連れあいに対する誠実さが人の心を魅了する動物文学の古典。
雀鬼=最強のプロ麻雀士、桜井章一。陽明=中国最高の文武の士、王陽明。二人に息づく揺れない心、不動心。この世に安定などない。不安定に挑戦する人間の生の哲学。
心の闇のナゾから、治療法・クスリのヒミツ、精神病入院の実態までをパーフェクト解説。
自然の裡に投影された世界が、来し方行く末を喚び起こす。日本的風土に根ざし、写実と抒情、象徴と主知を統合しえた、四行詩の一極点。