身の回りの自然に目を向けてみよう。自然環境は、人の営みの影響から、日々変化し続けている。写真家・宮崎学の最前線レポート。
スズメはいつも人間の近くにいて親しみのある鳥です。けれど、何を食べ、どこに巣を作り、どんな生活をしているのか、ほんとうの姿は意外と知られていません。みんなの知らないスズメの生態から人間とのかかわりまでを広くさぐった一冊。小学中級以上。
スズメは、人家のまわりで生活し、もっともよく知られている鳥です。しかし、名前は知っていても、その生活については、わかっていないことがまだまだたくさんあります。
スズメ世界の“はみだし者”クラッシュ。みんなは恐れ遠ざけたけど、彼の強さと優しさにぼくはとてつもなく憧れた。
この本は、小学生に親しみのある動物をとりあげています。自然に生きる動物たちの生活、環境に適した体のしくみなどをとおして、生物の不思議さ、複雑さをみていきます。少年少女のみなさんに動物への愛情を育み、生命のとうとさを知ってほしいと願っています。『スズメ』は、私たちの生活しているところにはかならず見られるもっとも身近な小鳥です。このスズメにも、集団で移動する不思議な事実がたくさんあります。巣作りから産卵のようす、ふ化、えさとりなど、子スズメが成長していくようすなども、まわりの自然のなかで観察してみましょう。
日本産動物は生き残れるか。はるばる海を渡り、サバイバルゲームに勝ち残った強者たち。ザリガニやブラックバスなど、代表的な帰化動物の生態と、恐るべき生命力の秘密を明かす。