ストーリーを16の場面に区切り、会話のみで展開。やさしいおじいさんと意地悪なおばあさんの対比がおもしろく、雀のお宿探しからつづらをもらって帰るまで同じパターンで繰り返される英語は、応用範囲が広い。幼児から小学生向き。
編者は、永年にわたって日本全国の村々を歩き、民衆のあいだに古くから語り伝えられてきた昔ばなしの採集につとめてきた。その昔ばなしの中から、「桃太郎」「舌きり雀」「花さか爺」「三年寝太郎」「文福茶釜」「百合若大臣」「雪女房」等70数篇を収録。
夏でも雪をかぶった穂高岳の眺める信州の一地方を舞台に、偏屈だが心優しい孤独な中年男と、親に捨てられた少女とのピュアな交流を叙情豊かに描く珠玉の一篇。
密教占星法『宿曜経』と『竹取』『源氏』の密接な関連を明らかにし、物語文学誕生の秘密を探る注目の労作。
博奕打ちの矜持。“麻雀バカ一代”小島武夫の青春闘牌記。
幸せはちゃんと住んでいました。山のあなたの空遠く、軽井沢の森の中に。愛らしい野鳥たち、リスやタヌキやキツネ、そして夜空の月や星とともにー。軽井沢の別荘族に大人気の名物新聞がついに本になりました。
新宿駅前に“空飛ぶメリーゴーラウンド”が現れた。回転する木馬から舞い降りた少女・紅天蛾は七人の忠実な下僕を操り、超常なる力によって破壊と略奪を繰り返す。警察なんて当てにはできない。新宿少年探偵団が無垢なる悪意に闘いを挑む。江戸川乱歩の世界を現代によみがえらせる長編冒険ファンタジー。