1970〜71年にかけて全32回放送されたTBS系ドラマがDVDで復活。神主の娘として育った洋子は、亡き兄との約束を果たすためスチュワーデスを夢見ていた。スチュワーデス訓練所になんとか合格した洋子がさまざまな試練を乗り越えていく様を描く。
85年4月17日発売アルバムの再発。新進ミュージシャンとコラボレートして「すずめ」「海と宝石」「かもめはかもめ」などの楽曲に新たな生命を吹き込んだ、セルフ・カヴァー集第2作目。
79年に大阪で行なわれた故・志ん朝のライヴである。まだ若々しい色気、愛嬌に満ち、整った口調で浪花の客を沸かせていく。品川女郎のお染が心中の相手に選んだ本屋の金蔵のちょろいこと。後半のテンポのいい追い込みが小気味よい「品川心中」は逸品だ。
前作にも収録されていた弾き語りスタイルをメインにした本作は、増した静謐さが彼独特の詩世界へとより耳を向けさせる好作品。静謐とはいえ、そこは若きポップ魔術師である彼だけに、意識を広げればステキな音色が次々と耳に。“100%オレンジ”による装丁も◎。★
哀歌とは日本の場合たいへん歌いやすい歌でもある。こうして加藤登紀子にきちんと歌われると、頭の中で自然と日本人である自分が同時に歌い出していたりする。邦楽というよりまさしく日本のスタンダード・ナンバーを集めた良心的な傑作である。
最高の音で楽しむために!
未発表音源や廃盤音源から選りすぐった、枝雀の天才芸を収録したシリーズ。せっかちで気の短い男が愛宕山へ参詣するさまを描いた話ほか、異色の噺家・枝雀の話芸が存分に堪能できる。