就職予定だった会社が倒産、冴えない日々をおくる大学四年生、鵜沢裕司。バイト先のコンビニで「アメリカスナカケババア」に遭遇したのを皮切りに次々と新種珍種の妖怪にめぐりあう。妖怪マニアの鳥飼、謎の妖怪博士ドッテンボロー氏、そして、いとしい「コテンニョ」が鵜沢をめくるめく妖怪天国に導いて…。瀬川ことびの新境地、可笑しくてちょっと切ない妖怪ストーリー。
本書は雑誌『数学セミナー』に2001年4月号から19回にわたり連載された原稿に加筆したものである。読者としては、おもに大学1、2年生を想定する。内容は東北大学の理系1〜2年生向け講義に基いており、1990年代後半に半期で設定された工学部向け講義用のプリントが原形である。
宮中一の美貌を誇る在原業平と、「納曽利」の二人舞を連れ舞うことー。帝の命とはいえ、内心憂鬱な藤原一門の御曹司・国経。権力をものともしない業平に、会うたび翻弄されてばかりなのだ。けれど、真剣に稽古に打ち込む姿に、国経は違和感を募らせる。この人の派手で軽佻浮薄な言動は、父達を欺く仮面なのか?この人の本音と素顔が知りたい…。国経は次第に心を奪われていき…。
わたしの一生は10年から15年くらいしかありません。わたしのことを飼う前にどうかこのことを忘れないでください。朝日新聞でも紹介された感動のポエム。オリジナルストーリー収録。
蝶の化身・瑠璃羽を倒した直後、誠志郎は猫のような瞳をもつ異形の少年・麻央に襲われ肩に重傷を負った。そのため入院を余儀なくされた彼は、入院費をヤミブンに返すことを理由にアルバイトとして働くことを決める。そうして治療に専念するはずだった誠志郎を深夜、激しい痛みが襲う。まるで傷口から毒が入りこんだかのような痛みに朦朧とする意識のなか、誠志郎は突然手を掴まれて…。
“俳句界のプリンス”長谷川氏が手取り足取り稽古を付けてくれる「読む句会」。これから俳句をはじめる人はもちろん、これまで日本語を使ってきた人も、俳句存分になされたし。
厳重に施された結界を抜け、ヤミブンの本拠地に次々と現れる黒蛇。それは誠志郎に恨みを持つ苑が、拝み屋である石塚と共謀し放った呪術だった。誠志郎はどうにか危機を乗り切るが、術によって意識を失った耕作が目覚めない。そこで彼は、唯一の力といえる能力で耕作と意識を同調させ、夢の淵にいた彼を呼び戻した。だが、誠志郎の知らないところで苑の悪意は親友・和宏にも向かっていて。
「仕事」に値段を付ける新しい人事システム。「属人給」の発想を捨て、貢献度と処遇のミスマッチを解消。基本コンセプトと制度設計のポイントをやさしく解説。
修行僧・松樹とともに旅をする少女・芦笙。彼女はあるものを探していた。それは村を襲った異形の妖魅が求めた『鍵』。それが何なのか、芦笙は知らない。旅の途中、銀月という街で声をかけられた占い師の老婆が鍵という言葉を口にするが、続きを聞きたがる芦笙に老婆は、出逢ってはいけない男と出逢うよと予言する。直後、火事騒ぎに巻き込まれた芦笙は、黒い革手袋の男・貴琅に助けられ。
かあさんたら、キャッチボールうまいんだ。中学生の時、選手だったんだって。ぼくが、おしえてあげようと思ってたのに。学校でそのことを話したら、みんな、キャッチボールはパパとするんだって!知らなかった…。いつも帰りの遅いとうさん。休みの日はだらだら寝てるし。ぼくはとうさんとあんまり遊んだことがないー。
勉強や生活態度など、子どもの成長を願えばこそ、日々叱ってしまうことの多い「しつけ」。しかし、問題行動を起こす少年・少女達のカウンセリングを数多くこなす著者は、親の過剰な期待と干渉が、逆に子どもの心の歪みを作り出していると警告します。本書は「親の言うことを聞いていれば幸せになれる」という思い込みに疑問を投げかけ、「親も子も幸せになれるしつけ」について考えます。
山奥に住むことろのばんばのふしぎなつぼに兄が吸いこまれてしまうのを見た妹は、山の神に姿を消すおまじないを教わります。
「成田式マジックマッサージ」でなんかキレイになったね。数万人の顔を分析した「美のゴッドハンド」があなたの顔を美しく進化させます。