絵の神様のように扱われる雪舟だが、よくよく見ると彼の描く絵はちょっとヘン。あの有名な「天橋立図」も凄いんだがどこかヘン。尾形光琳にはなくて、宗達にはある、“乱暴力”とは?雪舟、等伯から、縄文土器や根来塗の器まで日本美術を幅広く応援。教養主義や美術史にとらわれない、大胆不敵な美術鑑賞法を提示する。カラー図版満載。
工業簿記の勘定記入の側面にこだわらず、むしろ、工業簿記の勘定を流れていく「原価の計算」という側面に重点を置いた。概念的な説明を導入部分でまとめて行うことを避け、個別原価計算と総合原価計算の意義や流れの解説を通して、概念的なことも理解できるよう配慮した。説明を簡略化できる部分はコンパクトにまとめ、初学者がつまずきそうな箇所では紙幅の許す限り、多くの例題を設け、詳細な記述を施した。各章の内容理解を確認するために章末問題を用意し、読者が自らの解答を巻末の解答用紙に書き込み、解答例と照合することで理解度をチェックできるようにした。
さあいろんなひとが、いってみたーいばしょに、いってみたーいじだいに、いろんなものをさがしにいくぞ。いっしょにいってみたーい?あともどりできないよ。よし、いくよ。どこどこどこ。
初版から8年たち、HDL自体は変化しなくても、まわりの設計環境はずいぶん変わったものになってきました。本書もそれに合わせて改訂版を出すことになりました。前書ではシミュレーション記述に対する説明が少なかったのですが、今回はいきなりシミュレーション記述を始める方が困らないように、詳しく解説を加えました。
本書は、通訳訓練メソッドを使って、会話力の向上をはかろうという独習用の会話練習教材。対象は中級レベルの方々である。
将棋の勝負は終盤で決まります。ところが、アマチュアの方の将棋を見ていると、定跡に明るい上級者でも、終盤で簡単な三手必死をあっさり見逃すことが少なくありません。一手勝ちの将棋を勝ちきるための、基本的なトレーニングがおろそかになっているのです。実戦ですぐに使える終盤術を徹底的にマスターしましょう。
終盤で手が見えるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。寄り形をたくさん知り、そこに持っていくための攻め筋や、それに抵抗する相手のしのぎを身体で覚えるのが一番です。手が見えれば、今度は具体的な読みを入れて確認作業に入ることができます。そのとき実戦ではどのようなことを考えるべきなのでしょうか。こうしたことを徹底的に語ったのがこの本です。終盤の指南役として大いに活用してください。級位者の方にも理解していただけるよう説明しましたが、レベル的には高度です。
この本では、比較的身近に見られる昆虫を中心に、およそ600種あまりを、すんでいる環境と生活のしかたとのかかわりを軸にして紹介しました。ふだん見過ごしている小さな昆虫も、こちらから近づいていって、その気になって探したり、観察したり、飼育してみたりすると、今まで気づかなかった、すばらしく豊かでおもしろい世界が見えてくるはずです。
あるひ、ばあさまはきものにつけるのりをにて、そとにだしてさましておいた。そこへちょんがやってきて、のりをぴちゃぴちゃなめてしまった。「だいじなのりをよっくもなめたな」ばあさまはかんかんにおこって、ちょんのしたをはさみでちょんぎって、そらにほうりなげた。
たあくんはこのごろ何でも聞きたがります。そんなたあくんと、家族みんなのやりとりが読む人の心をあたたかくしてくれます。
温泉ランドへ行ったさつまあげ、たまご、ばくだんのおでん親子。おしるこの湯にラーメンの湯に寄せ鍋の湯など、温泉ランドは、おもしろいお風呂がたくさんあります。おでんダネの絵も楽しい、ユーモア絵童話。
元旦の朝、神様の家の前にきたものに1年ずつ年をやるときいた動物たちは大はりきり。うしの背にのって一番乗りをしたねずみや、道中けんかばかりの犬とさるなど、個性あふれる動物たちを描いた絵本。
お腹が痛いととさんは、かえるをペロリとのみこんだ。かえるが腹の中にいた虫をたべたけれど、今度はかえるがはねて苦しい。ならばへびを、きじを、猟師を、鬼を次々とのみこんでー。豆まきへと展開するゆかいな版画絵本。
「さあさ、お立ちあい、ご用とおいそぎのないかたは、ゆっくりと聞いておいで。」「てまえ持ちいだしたるは、四六のがまだ。」「二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十六枚…」物売り口上の決定版「がまの油」が、声にだして読んで楽しく、絵を見ておかしい絵本になりました。