★仕様/特典 通常盤
ドゥーム・メタル/ネクストレヴェル“アヴァタリアム”最新作!
ブラック・サバスから脈々と受け継がれるドゥーム・メタルの潮流を現代に昇華した“アヴァタリアム”最新アルバム
『ザ・ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク』発売決定!エピック・ドゥームの始祖“キャンドルマス”のレイフ・エドリング(B)、
元ロイヤル・ハントのマルクス・イデル(G)らによる低速ヘヴィ・サウンドに女性ヴォーカルをフィーチャーしたスウェディッシュ・
サイケデリック・ドゥーム!
"2013年にセルフタイトルのデビュー・フル・アルバムをドイツのニュークリア・ブラスト・レコーズよりリリースして注目を浴びた
スウェーデン・ストックホルムを中心に活動するアヴァタリアム。ブラック・サバスから脈々と受け継がれる重厚なドゥーム・メタルをベースに、
ブルー・オイスター・カルトに代表される1970年代ハードロックやアメリカン・ゴシックなフォーク・テイストとサイケデリア、
そしてNWOBHMやディオ期ブラック・サバスを思わせる古き佳きへヴィメタルの息吹を絶妙なバランス感覚でブレンドし、
力強く伸びやかな女性ヴォーカルのフィーチャーとレイドバックとは異なるサウンド・プロダクションでフレッシュに纏め上げ、
高い評価を受けた前作から早2年。待望のセカンドアルバム『ザ・ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク』がついに発売される。
バンドとしては2013年の結成から活動歴2年という若さのアヴァタリアムだが、その内実は歴戦をくぐり抜けてきた猛者たちによる
スペシャリスト集団だ。初期ブラック・サバスのスタイルなドゥーム・ロックにクラシカルなへヴィメタルを持ち込み、エピック・ドゥームの
始祖となったキャンドルマス。そのオリジナル・メンバーであるベーシスト、レイフ・エドリングがリラックスした状態での音楽制作を切望したこと
にアヴァタリアムの歴史は端を発する。ラフなギターの演奏に自身の歌を乗せてみただけの楽曲群は、キャンドルマスのサポート・ギタリストを担当した経験を持つ元ロイヤル・ハント/エヴァーグレイのマルクス・イデルという友人が賛同することで幅を拡げた。そこにエドリングのソロ作品でもバックを務めたティアマットのラーズ・スコルド、さらにエドリングとはキャンドルマスのみならずクラックスでも行動を共にした盟友カール・ウェストホルムが加わってアンサンブルも手に入れ、さらにプライベートではマルクス・イデルの妻でもある非凡のシンガー、ジェニー・アン・スミスを得ることでアヴァタリアムの個性は確立された。
『ザ・ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク』は、前作で心を掴まれたヘッズを確実に満足させるクオリティを維持するだけでなく、
ネクストレヴェルをも提示する内容だ。“ドゥーム”という単語から想起するリフ・オン・リフのスタイルとは趣の異なる展開の豊富さはより
ブラッシュアップされ、かつ彼らをドゥームたらしめているタフなリフワークも新たなサウンドメイキングでアヴァタリアムらしさを際立たせている。
カタトニアやブラッドバス、ナザム、ムーンスペルといったバンドの作品に携わってきたデイヴィッド・カスティロ(ゴーストワード・スタジオ)が
ミキシングを手がけているのも注目すべき事実だろう。プロデュースはマルクス・イデルがバンドを代表して務めている。
レイフ・エドリング(ベース)
ジェニー・アン・スミス(ヴォーカル)
マルクス・イデル(ギター)
ラーズ・スコルド(ドラムス)
カール・ウェストホルム(キーボード)
<収録内容>
01.ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク
02.ザ・ジャニュアリー・シー
03.パールズ・アンド・コフィンズ
04.ヒプノタイズド
05.ゴーストライト
06.ラン・キラー・ラン
07.アイアン・ミュール
08.ザ・マスター・シーフ
北欧叙情ドゥーム・メタルの燃え続ける闇の炎。暗黒の福音書・第4章が幕を上げるとき、ジェニー・アン・スミスの女声ヴォーカルが夜空を切り裂く。
2012年にキャンドルマスのレイフ・エドリングのプロジェクトとして始動。ファースト・アルバム『アヴァタリアム』(2013)で一躍ドゥーム・メタルの新星となった後、レイフは健康上の理由でライヴ活動から撤退するが、ジェニー・アン・スミスの女声ヴォーカルとマルクス・イデルの厚みあふれるギター・リフを軸にしながら躍進を続けてきた。
『ザ・ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク』(2015)、『ハリケーンズ・アンド・ヘイローズ』(2017)が成功を収めた勢いに乗って完成された、早くも4作目のアルバムとなる『ザ・ファイア・アイ・ロング・フォー』では、初期ブラック・サバスの系譜にあるドゥーム・ロックをモダン・メタル方向にシフトさせ、憂いを込めたメロディで昇華させた音楽性が貫かれている。
先行リーダー・トラック「ルビコン」を筆頭に、もはや後戻り出来ない運命を暗示するナンバーが続く。
「ポーセリン・スカル」「エピタフ・オブ・ヒーローズ」などではマルクスが新世代ドゥーム・リフ・マスターとして覚醒、「シェイク・ザット・ディーモン」ではアップテンポで押しまくる。
「レイ・ミー・ダウン」や「グレイト・ビヨンド」、ピアノをバックにジェニーが歌い上げる「スターズ・ゼイ・ムーヴ」など、抒情的な要素も増しており、陰翳に富んだエピック・ドゥーム「ザ・ファイア・アイ・ロング・フォー」はバンドが新たなる崇高な境地へと到達したことを宣言している。
マルクスは本作についてレインボー、レッド・ツェッペリン、ドアーズからの影響を口にしているが、その音楽性は偉大なる先達へのリスペクトを表しながらも、新時代のドゥーム・メタルを提示する気概に満ちたものだ。
レイフ・エドリングは3曲のソングライティングに関わっており、新ドラマーとしてレイフ率いるザ・ドゥームズデイ・キングダムのアンドレアス“ハボ”ヨハンソンが参加。
一方、マルクスはキャンドルマスの最新作『ザ・ドア・トゥ・ドゥーム』をプロデュースするなど、北欧ドゥーム・ファミリーの結束を感じさせる作品となっている。
アルバムはストックホルムの“スタジオ・ディープウェル”でレコーディング。
マルクスが自らプロデュースを手がけ、ブリトニー・スピアーズ「トキシック」でグラミー賞を獲得したニクラス・フリクトがミックス、ラムシュタインやヴォルビートなどとの作業で知られるスヴァンテ・フォルスバックがマスタリングを担当するなど、世界のトップ・クラスを制作陣に迎えている。
2020年1月、本国スウェーデンのストックホルムとイェテボリでの公演を皮切りに、本格的にツアー活動も行われることが発表されている。
2020年の世界を、アヴァタリアムがドゥーム・メタルの漆黒の空間へと誘(いざな)っていく。
【メンバー】
ジェニー・アン・スミス(ヴォーカル)
マルクス・イデル(ギター)
アンドレアス “ハボ” ヨハンソン(ドラムス/パーカッション)
リカード・ニルソン(キーボード)
1974年の初飛行以来、いまだに運用され続ける秘密とは?F-16を運用している国は実に20ヵ国以上。各国のさまざまなタイプのF-16を分析する!2050年まで運用可能といわれているF-16。今後、どのような進化を遂げていくのだろうか?
ナタリー・デセイの十八番でもある『ラクメ』の魅力を伝えた
決定盤とも言われる名盤
美しい声、完璧な技法、妖艶な歌の魅惑。ラクメを演ずるために生まれたようなデセイがここでは起用され、存在感のあるヴァン・ダムのニカランタをはじめ共演者にも隙がありません。プラッソンの指揮も冴え渡っており、録音に恵まれなかったこのオペラの決定的な名盤です。
多くのリスナーに低価格で音楽をお聴きいただきたく、ブックレットには簡単なあらすじ(欧文)のみとなり、歌詞・対訳は掲載しておりません。(輸入元情報)
【収録情報】
● ドリーブ:歌劇『ラクメ』全曲
ナタリー・デセイ(ラクメ)
グレゴリー・クンデ(ジェラルド)
ジョゼ・ヴァン・ダム(ニラカンタ)
デルフィーヌ・エイデン(マリカ)、
フランク・ルゲリネル(フレデリック)
パトリシア・プティボン(エレン)
クセニア・コンセク(ローズ)
ベルナデッテ・アントニ(ベントソン夫人)
シャルル・ビュルル(ハジ)、他
トゥールーズ・キャピトール合唱団
トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団
ミシェル・プラッソン(指揮)
録音時期:1997年6月24日〜7月2日
録音場所:トゥールーズ、Halle-aux-Grains
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第157集
マルケヴィチの『ファウストの劫罰』!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。
シリーズの第157巻として登場するのは、イゴール・マルケヴィチ指揮、劇的物語『ファウストの劫罰』と、シャルル・ミュンシュ指揮、交響曲『イタリアのハロルド』のカップリング。『ファウストの劫罰』はマルケヴィチとコンセール・ラムルー管がその実力をフルに発揮し、今なお語り継がれる名盤として知られており、マルケヴィチの棒から生み出される豪快さと繊細さを併せ持つ名演をご堪能いただけます。『イタリアのハロルド』では往年の名ヴィオラ奏者ウィリアム・プリムローズがソリストとして登場。こちらも同曲の名盤のひとつとして名高く、ミュンシュとの息の合った名演を繰り広げています。(輸入元情報)
【収録情報】
ベルリオーズ:
● 劇的物語『ファウストの劫罰』
リシャール・ヴェロー(ファウスト)
ミシェル・ルー(メフィストフェレス)
コンスエロ・ルビオ(マルグリート)
ピエール・モレ(ブランデル)
エリーザベト・ブラッスール合唱団
フランス国営放送児童合唱団
コンセール・ラムルー管弦楽団
イゴール・マルケヴィチ(指揮)
録音:1959年
● 『ファウストの劫罰』より
1. メフィストフェレスの歌『やさしい蚤が一匹』(蚤の歌)
2. メフィストフェレスのセレナード『家の前で』
ジェラール・スゼー(メフィストフェレス)
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音:1959年
● 交響曲『イタリアのハロルド』
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
録音:1959年
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ジョスカン・デ・プレ:ミサ「パンジェ・リングァ」、ミサ「ラ・ソ・ファ・レ・ミ」
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
1986年、オックスフォード、マートン・カレッジ・チャペルでの録音。
1987年度のGramophone Awardの声楽部門を制覇するばかりか、Disc of The Year(年間最優秀大賞)まで受賞した名盤中の名盤。ルネッサンス期を代表するにふさわしい作曲家、ジョスカンの数多い宗教作品の中でも特に名作の誉れ高い「パンジェ・リングァ」をタリス・スコラーズは8人の精鋭メンバーで歌う。まさにそれは「完璧なまでに壮麗」(Gramophone 1987、David Fallows)な瞬間。ルネッサンス合唱芸術の究極の洗練を示したものとして、長く称えられるであろう一枚。
グレゴリオ聖歌「パンジェ・リングァ」
ジョスカン・デ・プレ(c1440-1521):
ミサ曲「パンジェ・リングァ」
ミサ曲「ラ・ソ・ファ・レ・ミ」
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タリス・スコラーズ/ジョスカン・デ・プレを歌う(2CD)
・グレゴリオ聖歌『パンジェ・リングァ』
・俗謡『戦士』
・ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲『パンジェ・リングァ』
・ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲『ラ・ソ・ファ・レ・ミ』
・ジョスカン・デ・プレ:自然の摂理に逆らって
・ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア
・ジョスカン・デ・プレ:ミサ・ロム・アルメ・スーペル・ヴォーチェス・ムジカーレス
・ジョスカン・デ・プレ:ミサ・ロム・アルメ・セクスティ・トニ
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(ディレクター)
Disc1
1 : Kyrie
2 : Gloria
3 : Credo
4 : Sanctus & Benedictus
5 : Agnus Dei
6 : Kyrie
7 : Gloria
8 : Credo
9 : Sanctus & Benedictus
10 : Agnus Dei
11 : The Tallis Scholars Sing Josquin
12 : The Tallis Scholars Sing Josquin
13 : The Tallis Scholars Sing Josquin
Disc2
1 : Kyrie
2 : Gloria
3 : Credo
4 : Sanctus & Benedictus
5 : Agnus Dei
6 : Kyrie
7 : Gloria
8 : Credo
9 : Sanctus & Benedictus
10 : Agnus Dei
11 : The Tallis Scholars Sing Josquin
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タリス・スコラーズ/レクイエムを歌う(2CD)
・ビクトリア:レクイエム
・ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり
・ロボ:レクイエム(6声)
・カルドーソ:レクイエム
・カルドーソ:死せるにあらず
・カルドーソ:わが魂は渇望す
・カルドーソ:罪びとなりし声が
・カルドーソ:されど われらことほがん
・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり
・ロボ:われはわが救い主が生きたまえるものと信ず
・ロボ:われは生きたるゆえ、と主は言いたもう
・ロボ:めでたし、マリア
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(ディレクター)
Disc1
1 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
2 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
3 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
4 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
5 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
6 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
7 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
8 : Officium defunctorum: Misa de Requiem a 6
9 : Missa "Pro defunctis": Versa est in luctum
10 : Missa pro defunctis
11 : Missa pro defunctis
12 : Missa pro defunctis
13 : Missa pro defunctis
14 : Missa pro defunctis
15 : Missa pro defunctis
16 : Missa pro defunctis
17 : Missa pro defunctis
18 : Missa pro defunctis
Disc2
1 : Missa pro defunctis
2 : Missa pro defunctis
3 : Missa pro defunctis
4 : Missa pro defunctis
5 : Missa pro defunctis
6 : Missa pro defunctis
7 : Missa pro defunctis
8 : Missa pro defunctis
9 : Non mortui
10 : Sitivit anima mea
11 : Mulier quae erat
12 : Nos autem gloriari
13 : Versa est in luctum
14 : Credo quod Redemptor
15 : Vivo ego, dicit Dominus
16 : Ave Maria
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エッセンシャル・タリス・スコラーズ
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
CD1
グレゴリオ・アレグリ(1582-1652):ミゼレーレ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(c.1525-1594):茨の中のゆりのように
ジョスカン・デ・プレ(c.1440-1521):万物の連なりを超えて
トマ・クレキヨン(c.1480/1500-c.1557):父よ、われは天に対し
クレメンス・ノン・パパ(c.1510-c.1555):われはシャロンの花
ハインリヒ・イザーク(c.1450-1517):愛するものよ、あなたはすべてに美しい
チプリアーノ・デ・ローレ(c.1515-c.1565):わが園に下りて
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):恵み深き救い主の御母
オルランドゥス・ラッスス:サルヴェ・レジナ
オルランドゥス・ラッスス:アヴェ・レジナ・チェロルム
アントワーヌ・ブリュメル(c.1460-c.1520):グローリア(ミサ曲《見よ、大地が大きく揺れ動き》より)
CD2
ジョン・シェパード(c.1515-1558):生涯の真中で
トマス・タリス(c.1505-1585):汝の御手に
トマス・タリス:おお光より生まれし光
トマス・タリス:わたしは声を聞いた
ロバート・ホワイト(c.1538-1574):主、汝にこたえたまわんことを
ウィリアム・コーニッシュ(d.1523):ああ、ロビン
ウィリアム・コーニッシュ:サルヴェ・レジナ
ウィリアム・バード(1543-1623):5声のためのミサ
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラーズの魅力を凝縮したCDが登場。ピーター・フィリップスによって1973年に結成されたタリス・スコラーズは、グループ名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスをはじめ、バード、タヴァナー、シェパードなどのイギリス・ルネサンス音楽や、ジョスカン・デ・プレ、パレストリーナ、ラッスス、ビクトリアなどの偉大な作曲家たちの作品を発売し、その確かな理論に裏づけされた歌唱法と群を抜く演奏で世界中のファンを驚嘆させました。
このCDには、《アレグリ:ミゼレーレ》をはじめとする彼等の人気作品が収録されており、今年結成30周年を迎えるタリス・スコラーズの魅力が満喫できるものとなっています。
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タリス・スコラーズ / アレグリ:ミゼレーレ(新録音)
伝説は再び・・・
教会音楽史上不朽の最高傑作を世界最高のア・カペラ・グループが再録音!
天井から降り注ぐ神々の歌声が聴き手に届ける深く美しき感動。門外不出の秘曲アレグリの『ミゼレーレ』に新たなる決定盤が誕生!
イギリスのみならず世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラーズが、1980年の初録音から20年以上の月日を経て同じ場所で自らの代名詞とも言うべきアレグリの『ミゼレーレ』を遂に再録音!
しかも今回の最新録音盤には、ハイCまで登場する装飾音型を即興風に歌う広く知られた演奏だけでなく、タリス・スコラーズの中心メンバーであるソプラノ奏者デボラ・ロバーツによる装飾を採り入れた2種類の『ミゼレーレ』を収録。
加えてタリス・スコラーズが1度目の『ミゼレーレ』と同じく1980年に収録を行ったパレストリーナの大作『教皇マルチェルスのミサ』の新録音も併録するなど、システィーナ礼拝堂のために書かれた至高の合唱芸術を収録した究極無二のアルバムに仕上がっています。
ちなみにローマ法王の居城であるバチカン宮殿に付属するシスティーナ礼拝堂。この礼拝堂のために様々な作曲家たちが数多くの作品を書き上げてきましたが、モーツァルトの逸話があまりにも有名な『ミゼレーレ』と16世紀ローマの巨匠による『教皇マルチェルスのミサ』はその中でも特筆すべき不朽の名作として、現在まで繰り返し演奏が行われています。
名匠ピーター・フィリップスを筆頭にデボラ・ロバーツ、キャロライン・トレヴァー、アンドルー・カーウッド、フランシス・スティールなど中心メンバーはもちろん健在。あのレイチェル・ポッジャーの弟ジュリアン・ポッジャーも録音に参加しており、タリス・スコラーズの「現在」を最高のプログラムで堪能することが出来る点も大きな魅力です。
タリス・スコラーズは2007年6月に待望の来日公演が予定されており(2007年1月現在)、その歌声が再び日本で聴ける日もまもなくです!(東京エムプラス)
グレゴリオ・アレグリ(1582-1652):
・ミゼレーレ
・ミゼレーレ(デボラ・ロバーツによる装飾版)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1582-1652):
・スターバト・マーテル
・教皇マルチェルスのミサ
・汝はペテロなり
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(指揮)
録音時期:2005年3月30-31日、4月3-4日
録音場所:オックスフォード、マートン・カレッジ・チャペル
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タリス・スコラーズ最新作!
ジョスカンのミサ曲全集第4弾登場!
1987年の英グラモフォン賞年間最優秀賞獲得という快挙を達成した永遠の名唱「ミサ・パンジェ・リングァ」(CDGIM009)に代表されるように、アレグリの「ミゼレーレ」と並ぶタリス・スコラーズの代名詞でもあるジョスカン・デ・プレ(c.1440-1521)のミサ曲。
2007年の来日時のインタビューでは「キャリアを終えるまでにはジョスカンのミサ曲全曲録音を完成させたい」と語るなど、ジョスカンのミサ曲全曲録音に並々ならぬ意欲を見せていたピーター・フィリップス。
そして「ミサ・パンジェ・リングァ」、「ミサ・ロム・アルメ」(CDGIM019)から長い月日を経て遂にリリースされた全集第3弾「無名のミサ&フーガによるミサ」(CDGIM039)での完璧なハーモニーがこれまで以上に絶大な反響を巻き起こすなど、タリス・スコラーズの歌うジョスカンへの評価はさらなる高まりを見せています。
「無名のミサ&フーガによるミサ」に続いてリリースされるタリス・スコラーズのジョスカンのミサ曲全集第4弾は、枢機卿アスカニオ・スフォルツァのために作曲されたという説を持つミサ曲『不幸が私を襲い』、ミサ曲『絶望的な運命の女神』の2作品。
ミサ曲『不幸が私を襲い』は、オケゲムやマルティーニの作品とも伝えられている3声の世俗歌曲『不幸が私を襲い』に基づいた通作ミサ曲であり、ミサ曲『絶望的な運命の女神』ではビュノワの作と言われる3声の世俗歌曲『絶望的な運命の女神』が用いられています。
独特の書法と多様な工夫が散りばめられたジョスカンのミサ曲の真の姿を、タリス・スコラーズの完璧なハーモニーが鮮明に浮かび上がらせます。
世界最高峰のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラーズがタリス・スコラーズとジョスカンという最高の組み合わせが生み出す合唱芸術の神髄にご期待下さい!
イギリスでは2009年3月2日リリース予定ですが、日本では大幅先行発売を予定しております!(東京エムプラス)
ジョスカン・デ・プレ
・ミサ曲『不幸が私を襲い』(ミサ・マルール・ム・バ)
・ミサ曲『絶望的な運命の女神』(ミサ・フォルトゥーナ・デスペラータ)
タリス・スコラーズ
ピーター・フィリップス(指揮)
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