黒いネコのツキノワとクラスメイトの小原さん。なんだかにている。真由子はそう思った。ツキノワがきっかけになり、真由子は小原さんと仲よくなっていく。
「学校はいいけど、電気はいらない」文明をひとつひとつゆっくりと選んでいる砂漠のラジプート族。ウルルンでもディープでもないインドへの旅。
解禁から春のシーズンに向けて、岩井渓一郎、佐藤成史、杉坂隆久が推すフライのタイイングブック。この24本のフライたちが、2、3、4月のフライフィッシングを充実させてくれる。
しみじみとまた鮮烈に名手たちが短篇にその妙を競う。
怪盗“シュシナック”が、殺人罪でローランス警視庁によって逮捕されたー。それはコラリーにとって信じがたい話だった。しかし、警視庁を訪れたコラリーとフェリックスが鉄格子の向こう側に見たのは、紛れもなく“シュシナック”の姿だった!“シュシナック”が裁かれる姿なんて見たくない、と戸惑うコラリーを見かねたフェリックスは、彼の汚名をそそぐためにコラリーと動き出すが…。
げたばこをあけてみたよ。でてきた、でてきた、いろいろなもの。だいどころのなかをさがしてみたよ。なべ、ざる、おさら、まだまだあるよ。さあ、おうちのなかをたんけんしよう。
江戸時代、ヨーロッパ諸国中で唯一日本との貿易を許されたオランダ人。出島に居を定められていた彼らだが、「参府」の時にはおよそ三ヵ月をかけて江戸との間を往復した。禁教下、道中は厳しい管理を受けたが、各地で様様な交流もなされた。将軍との謁見や幕府高官宅への挨拶回り、町中の宿での宿主一家の接待や学者との情報交換等である。今まで取り上げられてこなかったカピタンの参府旅行を総合的にエピソード豊かに解明する。
初夏。新緑に覆われ、渓流がいちばん美しい季節を迎える。水生昆虫たちが盛んにハッチし、渓流の魚たちも活発にライズを繰り返す。このフライフィッシャー至福の時にお勧めのフライを紹介しよう。
梅雨が明け、太陽が燦燦と降り注ぐ季節がやってくるとフライフィッシングのフィールドは山深い上流域へと移っていく。魚たちの嗜好はテレストリアルに…。本書では、盛夏から禁漁直前にマッチしたパターンを紹介した。
妖怪帝国の特別捜査官になって事件を解決したムサシ。それはゆめだったのか?いやちがう、だって目の前にいるこの男の子は…。事件のはじまりは、634さまとかかれた1枚の赤いふうとう。ムサシがつれていかれた妖怪帝国とは。
思い出そうとしても、アヤフヤで思い出せない記憶、人に話してもわかってもらえず、さびしい思いをした話題-そんなあたなは、この本で解決してください。完全保存版「昭和子ども向けテレビ番組」大年表つき。
40億年の進化を探せ!ビル街にはめずらしい化石やきれいな鉱物がいっぱい!デパート、ホテル、地下街へ、ルーペを持って、さあ出かけよう。
話は6年前。両親が旅行中の三姉妹にやっぱり事件が。三人を預かるはずの叔母・百江は、夫の秘書と二人で家出。叔父の会社は、金繰りに困って倒産寸前。倒れた叔父から三億円の小切手を届けるよう託された三姉妹は、無事おつかいを果たせるか?事態は、男に騙された元・短距離ランナーの悲劇とシンクロし…。
勝負の世界は、勝ったか負けたかで評価される。しかし、その過程には勝敗を分ける大小さまざまな要因が存在し、その一つ一つが大きな意味を持っている。したがって、勝利を得るためには、競技者自身がそれらの意味を理解し、緻密で正しい物の見方・考え方ができないと大きな落とし穴にはまるのである。勝つも、負けるもクリティカルポイント(分岐点)である。勝ったことが負け始めにつながることもあれば、負けたことが勝つための糧となる事も承知しておかなければならないのである。本書では、若干の事例をまじえて人生の負けパターンのメカニズムと脱出方法を探ってみた。
アッという間にわかる!介護保険の基礎知識、こんなにある!保険以外で利用できるサービス案内、5分でできる!ラクチン料理集、介護の疲れを吹きとばす!20の知恵袋ーなど、決まった項目にカンタン記入するだけで介護保険認定の重要資料として役立つノート。
近代デモクラシーの諸問題を、プロテスタント神学思想との関わりから再検討。16世紀から現代まで内外の17人の思想家を取り上げ、デモクラシーの成立と展開における宗教的基盤を明らかにし、その思想と精神、教会と国家の問題、自由・人権・宗教的寛容の問題を鋭く考察する。
泉鏡花を囲み、酒肴を楽しむ鏡花会。割烹旅館「湖畔亭」で第八回鏡花会が催されることに。鏡花の愛読者である女将が会場を提供したいと申込んできたというのだ。強度の潔癖症の鏡花にとって見知らぬ土地で、出される食べ物を食べ、宿泊するなどとはもってのほかだが、編集者碓井鯛之介に引っぱり出されてしまう。折しも八月、実際に蝋燭を立てて「百物語」をすることに。百の怪談が語られ、百本の蝋燭が消されたとき、第一の殺人が!しかも、被害者は右腕を切り落とされていた。執拗に女将を疑う地元の出席者たちだが、彼女はただ、「龍神の祟り」と繰り返すのみ…文豪ミステリシリーズ、第二弾。
コラリーを気にいった王太后は、彼女をテランスと結婚させようと企んでいた。それを察したテランスはフェリックスに彼女を連れ、ローランスを早々に離れるよう命ずる。そんな中、ボナバンが行方不明だという話がコラリーに伝わる。彼女は、ボナバンの行方を調べるため、フェリックスとともに彼の事務所へと向かった。しかし、そこで見たものは無残に荒らされた事務所の姿だった…。