叔父に身売りを迫られた上に従兄弟に襲われた茂幸は、逃げ出した先で慶治という男と一晩限りの恋人となった。翌朝男は渡米、二度と会わないはずだったー。五年後、極道に入った茂幸は慶治と偶然再会する。ずっと慶治を想ってきた茂幸は喜ぶが、やくざになったことをひどく責められてしまう。そしてじつは慶治は現職の警視、しかも阿修羅の化粧彫りを背負う、やくざより危険な男と知らないまま茂幸の想いは熱くなっていくー。
姿を変えて大道寺の屋敷に潜入した大輔は、かつて竜憲の部屋だった座敷牢で大樹と対面する。藤の枝が作った結界の中で、人間を餌に生かされている大樹。芳明と弓削のやり口に怒りを覚えた大輔は、結界を維持するために利用されている真紀子を助けるべく、力を放出し、ひとり闘うことに。一方、修一は、自分の力が必要だという嘉神からの連絡で、大道寺家に向かうのだが…。
嫁き遅れた心やさしい娘が、椿が縁で幸せをつかむ「寒椿」や、わけあって添い遂げられなかった男に二十数年ぶりに巡り会う「雪の花」など、四季折々の花に仮託して、市井に生きる女たちの喜びや悲しみを紡いだ珠玉の十二篇を収録。
映画『アルゼンチンババア』の挿入曲として映画のハイライト・シーンで使用される、日本のタンゴシーンをリードするバンドネオン奏者=小松亮太編曲・演奏による新曲「Nostalgico」「Marejada」。その2曲をフィーチャーした、タンゴの、それもダンスをテーマに小松亮太が自らの楽曲からセレクトしたコンピレーション・アルバム。話題必至の映画『アルゼンチンババア』公開でさらに注目されること間違いなしの“アルゼンチン・タンゴ”。強烈なビート感と哀愁のある美しい旋律を持った音楽に魅せられてタンゴ・ダンスを始めるおしゃれな大人も急増中のなか、その入門編でもあり、かつ今までありそうでなかったダンスをテーマにセレクトした、これぞタンゴ・ダンサーが待ち望んだマストアイテムの登場。小松亮太の裏ベスト的アルバムでもあります。
横浜にある探偵事務所“ホームズ・エージェンシー”。鋭い味覚で謎を解く食いしん坊探偵の聖也と、その部下の涼介、料理上手の助手・京子といった面々が難事件に挑んでいく。東山紀之主演によるコミカルな推理ドラマ。TVスペシャル版もセットで楽しめる。
この本には、全部で8編のミステリーが収められています。どの物語でも、ふしぎなできごとが起こり、主人公は、てがかりをさがしながら推理し、事件のなぞをといていきます。さあ、あなたも、一緒に事件のなぞに挑戦してください。小学校中学年から。
この絵本は、「あ」から「ん」のひらがな46文字を学習することができる絵本です。小さなお子さんにも見やすいように行ごとに大きな文字でひらがなを配置してあります。また、ページごとにその文字から始まる動物や果物、身の回りにあるものが出てくるので、「これはなあに?なんて読むのかな?」と問いかけながら読んであげてください。ガーコとケロタンと一緒に楽しくあいうえおの勉強をしましょう。
「なぜ、隣の土地活用はうまくいかなかったのか?」プロ集団が土地の活用法&節税法を伝授。
「僕の姓は藤井、通称ペロと呼ばれる中年探偵だ。探偵と言っても、タウンページの興信所の欄に載っている会社に勤める、いわばサラリーマン探偵である。もちろん仕事は映画や小説のように格好いいものではない…」10数年ぶりに届いた娘からの手紙の理由は?元愛人の遺骨調査の行方は?-ベテラン探偵の著者が振り返る、思い出深い案件の数々。そこにはアッと驚く結末と愛と哀しみに満ちた人間模様があった。松田優作でも金田一耕助でもない普通の男が物語る、本当の探偵物語。
立花春睦は能楽のシテ方S流家元の次男である。彼は能楽に奥深い美を見いだしながらも、虚無を感じていた。能の世界を離れデザイン関係の会社に勤めた春睦は、妻・〓(あかね)を連れて日本海の漁村を訪れる。そこで起こった衝撃的な出来事が、二人の関係に裂け目を生み出す(表題作)。巡りくる宿命、まとわりつく情念を描いた十作品を収録。
「休眠会社」や「幽霊会社」などのパクリ系に“取り込み詐欺”をやられる事例はあとをたちません。そこで、元銀行員→ボディガード会社役員→探偵(調査員)という日本で唯一(?)の経歴をもつ著者が、立ち上がった。単なる法律の知識・解釈では太刀打ちできない「“取り込み詐欺”のニオイを会社騰本から解読」「会社騰本の超実際的な理解のコツ」を、軽快な展開ですすめる、いままで誰も教えてくれなかった「会社騰本のトリセツ」登場。
キティちゃんをはじめおなじみのサンリオ・キャラクターたちが登場する、韓国のクレイアニメ。「影絵遊びの日」「トランプでドミノゲーム」など、楽しいエピソードを全5話収録。