村から村へ、自由気ままに幌馬車で移動して暮らすジプシーの集団(シャトラ)。だが、戦争は彼らを放ってはおかない。すべてのシャトラに政府の命令が下り、ヒム族長のシャトラも、大きな河の向こうへ追い立てられる。人々は死人を見るように、彼らを見送る。ヒム族長は、ともすれば崩れようとするシャトラの良き伝統と慣習を必死に守ろうとするが…。戦争による集団の解体と、ラストに訪れる再生へのかすかな希望。作者スタンクが、第二次世界大戦下のルーマニアの漂泊ジプシーに材を取って描いた壮大な物語。
今まさに現れつつある危機!科学に依存した社会に忍び寄る、戦慄のレポート。
日頃、むずかしい料理はイヤと感じている人、マンネリ料理を何とかしたいと思っている人、必読の料理本。賢く、鋭く、いきいきとつくれる料理の秘訣が一杯。誰でも手軽に即実行可能!この本だけの、毎日の料理がカンタンにクリアできるレシピと、アイディアあふれる暮らしの知恵も一杯。
ル・コルビュジエが30年間も通い続け、そして人生の幕を閉じた南仏の避暑地カップ・マルタン。この地を舞台に精力と労力を込めてつくりあげたお気に入りの休暇小屋と長屋型集合住宅計画。地元の人々との交流、私的な生活ぶりをまじえて彼が描いたユートピア実現への全プロセスを紹介-これはまさにル・コルビュジエが追究し続けたテーマ、「標準型空間モデル」の記録である。
新聞広告で知り合った男と結婚したアガサは、やがて夫の行動に疑惑を抱き始めた。若くハンサムな夫エドマンドのもうひとつの顔、幽霊が出るという人里離れた家で暮らすアガサの胸に忍び寄る不安の黒い影。エドマンドは果して恐るべき青髭なのか。そして、ある日彼女は秘密の扉をあけた…サスペンスフルな序盤から本格味豊かな後半へ、巧みなストーリーテリングで読者を翻弄する、アントニイ・ギルバートの代表作。
みずからの作品を撮影した写真が語り継ぐ、ブランクーシの芸術世界。彫刻作品の「見え方」へのこだわりを追求しながら、自己の真の創作意図を伝えるために撮影した、自作やアトリエ、セルフポートレートなどの写真をダブルトーンで再現。
いたずらノンタンがうさぎさんに「いなーいいなーいばあ!」うさぎさんは、びっくり!でも、たのしくって、おおわらい!つぎは、うさぎさんがぶたさんに「いなーいいなーいびい!」ぶたさんもびっくり!つぎはだれに、いなーいいなーい。
高タンパク低カロリーのメニューは、体にも脳にもいいおいしい健康食。子どもも、大人も、食べて元気になりましょう。
地球に生命が誕生してから35億年。いま地球上には、動物や植物や昆虫など、たくさんの生きものが暮らしています。ところが、その生きものを守り育んできた地球のメカニズムに、近年、すこしずつ狂いが生じているようなのです。しかもその原因が、私たち人間にあるとしたら、きみたちはどうしますか。地球の未来をつくるのは、若いきみたちです。かけがえのない地球を守るために、まず身近な生活環境を見なおし、自分たちにできることからはじめませんか。100年後の地球が、やはり生きものにやさしい「生命の星」であるために…。
家族療法はここから始まった。この本を読まずに今や心理療法は語れない。ダブルバインド理論の集大成。
みんなが大好きなインスタントラーメンは日本で発明され、今では世界中で一年間に四百億食も食べられるようになった。インスタントラーメンが、なぜ世界中の人に好まれているのか、そのひみつを探ろう。