「そうか。こういうことだったんだ!」と目からウロコの一冊。この本を読めば、入社したての会計事務所職員なんかより、実務で使える会計センスが身につきます。
時代を鮮やかに切り取る、短篇小説アンソロジーの登場です。二〇〇七年に小説誌に発表された短篇の中から、最優秀作品を厳選。ベテランから新人まで、今を代表する実力派作家二十一名が贈る作品の数々は、ジャンルを問わずどれも極上の味わい。小説を読む喜びがじんわりと心にしみてきます。
いつでも、愛を返して欲しかった。だから、誰かを嫌いになったりしないようにしてた。でも、もう僕はこどもじゃないから知ってる。自分にとって大事な人は、選べる。自分を軽んじない、無視しない、蔑ろにしない、尊敬できる人ー好きなひと。そのひとと一緒に、僕は僕を幸せにしていいんだ。そのために、マルタ・サギーは走っていた。暗い山道を、ぼろぼろになりながら。大好きな家族のリッツを助けるために。親しくなった隣人がいるオスタスを、死の都市にしないために。そして…最愛のバーチを守るために。暗躍していたデアスミスが、ついに動き出す。リッツをさらい、『賢者の石』を手にするために、オスタスでの大量虐殺を計画するのだが!?名探偵マルタ・サギー、最大の事件簿は彼の“愛”をかけた物語ー。
少年探偵団の井上君とノロちゃんは、町で怪しげな骸骨男に遭遇、尾行を開始する。骸骨男はサーカス小屋の中で忽然と姿を消し、その日から小屋の中で恐ろしい出来事が次々と起こり始める。名探偵・明智小五郎と、小林少年率いる少年探偵団の活躍が始まったー。
伝説の名アンソロジーが、ここに復活!そんなはずはない。汚職判事を尾行中の刑事たちは、片時も目を離さなかったのだ。だが、何の変哲もない電話ボックスに入った判事は、そこから煙のように消え失せてしまった!駆けつけた刑事たちの前には、ぶら下がったままの受話器だけが…世界ミステリ全集の最終巻として刊行された『37の短篇』は、古典風のパズラー作品から、ハードボイルド、クライムストーリーにいたるまで、傑作中の傑作を結集した画期的アンソロジーだった。三十五年の時を経て、その精髄がここに復活。密室不可能犯罪の極致ともいわれる、上記クレイトン・ロースンの「天外消失」をはじめ、ブレット・ハリデイの名作「死刑前夜」、メグレ警部登場のジョルジュ・シムノン「殺し屋」、スパイ小説の巨匠アンブラーの本格ミステリ「エメラルド色の空」など多士済々の十四篇を収録。
「おまえは俺のものだ」。一族を皆殺しにされ、領地を奪われた姫君マディーナが、残された弟王子と逃げ込んだ船ーそれは竜のように危険な男レオンがひきいる海賊船だった!専属奴隷の契約をさせられ、純潔を奪われるマディーナ。身体だけからはじまった関係。しかし、レオンの独占欲は真実の愛へと変わっていく…。稀代の少女小説家が渾身の力で描いた、ラブロマンス大作。
甲斐谷忍によるコミックを基にしたドラマ版シリーズに続き、2010年に公開された映画版。バカ正直な女子大生・神崎直が、元天才詐欺師・秋山深一の助けを借りて、相手をだまして金を奪い合う“ライアー・ゲーム”の難題に挑んでいく。
江戸町年寄・三河蔦屋の御曹司一家の窮地を救い、以来、大旦那の染左衛門と交誼を結ぶ小籐次は、染左衛門から懇願され、成田山新勝寺詣でに同道する。だが道中、一行を待ち構えたかのように怪しい賊徒が襲来。身辺警護に孤軍奮闘する小籐次だったが、やがて染左衛門自身の人知れぬ秘密を知り、思わぬ事態に直面する。待望の第十四弾。
元同級生で今は仕事仲間、そして恋人同士となった飛馬と海東。「絶対に幸せにしてやる」そう言って、海東の長かった片思いを受け入れた飛馬だったが、新たな関係に踏み出そうとして困惑する。恋人ってなんだー?海東は変わらずキスをするだけ。それ以上は触れてこようとしない。友だちだった頃には信じられた海東の心がわからなくなり、苛立ちを募らせ不安に陥った飛馬は…。
学習スタートから直前総まとめまで幅広く役立つ一冊。
初めての海外遠征先のフランスで、謎の死に遭遇した「探偵チームKZ」。「大事件を見事に解決し、世界的に有名になること!」が目標だったKZにとってはまたとない事件。慣れない外国で苦戦しながらも、ようやく犯人を追い詰めた!と思ったら、大ドンデン返しでイッキに大ピンチ!?KZはどうなってしまうのか!?夏休み特別海外編です!
劇的に、国民に知られ期待されるようになった新資源メタンハイドレート。この建国以来初の自前資源がどう隠され、その壁をいかに突破しているか、全実状がついに初めて現場証言で明かされる。