飛鳥沢グループの若き総帥・飛鳥沢雅庸のスキャンダルを探る、極貧フリーライターの竹内元樹。運よく飛鳥沢邸への潜入に成功するものの、秘密を知られたと誤解した雅庸に口止めとして犯されそうになる。しかし彼は童貞で、挿入に失敗。かっこよく威厳があってーという雅庸像が崩れゆく中、さらにとんでもない秘密が発覚するが、竹内は情けない雅庸に愛おしさを感じはじめ!?-。
こんな綺麗で優しい男の人と結婚できるの!?政略結婚だからと幸せを諦めていた王家の娘マルティナは相手の貴族令息ハーロルトを一目見て夢中に。彼も新妻を溺愛。夜は二人だけの甘い世界。感じるところに触れられながら、「好き」と囁いて…。幸せいっぱいの寝室に、マルティナに片想いの騎士が横恋慕から襲撃!?ピンチに二人の運命はー。
ロンドラで、探偵業を再開したエドワード。そこを訪れたのは、母校の名門パブリック・スクールの校長だった。彼はエドワードが、助手のトーヤと初めて出会った事件の依頼人。そして校長の依頼とは、学校に体験入学する、アングレ皇太子の護衛と再教育だった。早速、母校に乗り込むエドワードだけど!?アングレ女王も登場で、事件は大変な展開へ!待つのは栄光か、それとも…!?貴族探偵エドワード、集大成の第14弾。
沈みそうな紙の船でただよう主人公。湖面に浮く灰色の枯れ葉の中に、赤い木の葉が、一枚。日本で初めて翻訳された、ショーン・タンの絵本が大型絵本になりました。
どんなものにも終わりがある。だから今という、この瞬間が貴重なんだーヨーロッパを横断する国際列車で偶然に知り合ったジェシーとセリーヌ。翌朝にはアメリカ行きの飛行機に乗るジェシーは、それまでの時間をウィーンで一緒に過ごそうとセリーヌを誘う。そして、ふたりはウィーンで14時間一緒に過ごすことになるが…。相手を知ろうと会話を重ねてゆくふたりは、しだいに自分自身の心をも開いてゆく。ウィーンの美しい街並みを舞台に、男女の微妙な距離間を描いたラブ・ストーリー。
合格に必要な単語・熟語・会話表現を「出る順」に掲載。すべての単語、訳、例文(英語)を収録したCDつき。すべての項目にシンプルで覚えやすい例文。
エリート4人組の男の子たちと「探偵チームKZ」を組んでいる立花彩。ある朝、KZの中でも、いちばんクールで大人っぽい黒木とランニングを始めることに。その途中、1人暮らしの老婦人の姿が消えているのを発見します。行方が心配な黒木にひきずられて、誰もいないその家の捜査を始めるのですが…。失踪?事件?超・本格ミステリーにドキドキです!小学上級から。
弁当店の浅緋は、お客の黒崎が気になる。背も高く格好いいのになんだか挙動不審で、そのギャップが可愛く思えてしまうのだ。ある日、思いがけず黒崎への想いを自覚した浅緋は、彼がゲイで恋人でなくても体を重ねると知り、つい「俺でもいいじゃん」と誘ってしまう。なのに羞恥と混乱で泣き、逃げ出してしまった。傷ついたような黒崎の表情に、どうしていいか分からなくて…。
美形の妖怪三人組が営む「深山木薬店」。彼らが織りなす「薬屋探偵妖綺談」シリーズの番外編。シリーズの前史となる、リベザルが秋や座木と知り合ったときの話、秋と零一の出会い。そして、シリーズの最終巻で、秋が旅立った後の、座木とリベザルの選択まで。次なるシリーズ「怪奇譚」の序章ともなる、必読の短編集。
アジア各地から買いつけられたオールド品や民芸品、フェアトレード製品から作家による作品まで、時代も手法もいろいろですが、そのほとんどが人々の暮らしの中で受け継がれてきた伝統刺繍。鮮やかな色彩や細やかな模様…。
ある日、旭が帰宅すると、見知らぬ男が三つ指をついて出迎えた。その男・安綱は、禍神として封印されていた犬神だった。旭は幼い頃に、彼と主従の契りを交わしたらしい。「私と我が君以外は、減べばいいのに」涙ながらに訴えられても、平穏を望む旭は主となることを拒絶する。だが犬神たちの襲撃に遭い、彼をしもべと認めることに。すると、霊気補充のため“まぐわい”を請われて!?-。
どこにでもいる凡庸な中学生ユウトはある日、マキちゃんと名乗る謎の少女と出会う。「何を願うのー?」突如モノクロに変化した世界の中で少女は少年に問いかける。偶然の出会いにより“リセットボタン”を手にしたユウトは、完璧な人生を築いていこうと画策するのだが…。