〈小さな灰色の脳細胞〉を駆使して難事件を解決するベルギー人名探偵エルキュール=ポワロ。幽霊のように突然あらわれて恋人たちの危機を救う謎の探偵ハーリー=クィン。悩みをもつ人びとを統計にもとづいた計画で助ける不幸専門の私立探偵パーカー=パイン。ミステリーの女王アガサ=クリスティの短編6編を探偵別にあつめたユニークなアンソロジー。
発端に提出される謎の見事さもさることながら、解明の鮮やかさが印象的な『顎十郎捕物帳』と『平賀源内捕物帳』の二つの捕物帳は、久生十蘭の作品中、もっとも本格探偵小説の醍醐味を味わうことのできる傑作シリーズである。本巻には『顎十郎』の全24編と、『平賀源内』の代表作3編を収録した。同時に、名作「湖畔」「ハムレット」等も併載。
1930年代〜1940年代前半の朝鮮文学は、時代に逆行するかのように多くの秀作を生みだした。下巻には、その中から、冗談めかした語りの妙味を特徴とする金裕貞の「椿の花」「春・春」やダダイズム作家李箱の「翼」を始め、「そばの花咲く頃」「少年行」「五月の薫風」「滄浪亭の記」「泥濘」「留置場で会った男」「狩り」「巫女図」「習作室にて」の12篇を精選。
行方不明だった少年の事故死体が、森の奥にあるとの情報を掴んだ4人の少年たちは、「死体探し」の旅に出た。その苦難と恐怖に満ちた2日間を通して、誰もが経験する少年期の特異な友情、それへの訣別の姿を感動的に描く表題作は、成人して作家になった仲間の一人が書くという形をとった著者の半自伝的な作品である。他に、英国の奇譚クラブの雰囲気をよく写した1編を収録。
必要にして充分な65,000語を収録。最先端の分野を含む新語・専門語を積極的に採用。重要な見出し語・語義の特記・強調。フランス人の生活・文化にかかわる400点以上の図版挿入。初級者から専門家まで、あらゆる層に対応する仏和辞典の決定版。
本書は、古典科学における機械論的な世界像から現代の進化論的な世界像にいたる3世紀間の科学の発展を「人間と自然との対話」という視点から跡づける。さらに、非線形、不安定、ゆらぎなどの概念をキーワードに、宇宙・生命・社会のあらゆる現象に見られる秩序形成過程の具体例を探り、散逸構造や進化の諸理論がはらむ新しい世界観構築への展望を提示する。
アッチがいなくなっちゃった。さあたいへん!レストランひばりのコックさんはだあれ?
ノンタン にんにん にこにこ…るんるん るるるん…ノンタン。リズムにのってノンタンといっしょにことばと表情を楽しむベビイ版ノンタンです。
ノンタン もぐもぐなにたべてるのかな?うさぎさんは?ぶたさんは?ぶくぶくぶくノンタンなにしているのかな?