まほうつかいがぼしゅうしたのはくろいねこ。ところが、ゆきのふるばんにやってきたのはしろいねこ。まほうつかいにしろいねこではあわないけれどもでも…まほうつかいはとってもいいことかんがえた。
ふりつづくゆきがしろいちょうちょにみえたなら…かわいいゆきだるまにみえたなら…おいしそうなおだんごにみえたなら…それはすてきなゆきのよる。
「かあさん、どうしてそんなにたくさんシチューをつくってるの?」…ゆきのふるひにかあさんうさぎがシチューをことことにているわけは…「うふっ、そのうちわかるわ」。
さんぞうほうしというおぼうさんはそんごくうやちょはっかい、さごじょうをおともにくろうしながらやっとてんじくまでいきました。そのかえりみち、こんなことがありました。
ぼくだって、はやいんだぞ。シャカシャカシャカシャカ。だんごむしくんが、かけだすと、かめさんも、むかでさんも、ばったさんも、へびさんも、みんなおっさきにーって、いっちゃった。でも…。
あるひ、くものオットーはむかでをつかまえるためにとってもいいほうほうをおもいつきました。
「もっとさかながたべたいな」よくばりいじわるおおかみに、きつねがとってもいいこと、おしえてあげた。「もりのいけにしっぽをたらしてごらん。さかながいっぱいあつまってくるよ」ってね…。きつねがいじわるおおかみにした仕返しとは?日本民話より。
どんなに晴れていようとも、ケロケロがえるの大合唱が空にのぼると雨が降るのです。それを知ったおおかみさんは、かえるの歌をつかまえて袋の中にとじこめちゃった!でも…。
国中で1番りっぱなちょんまげの殿様は毎日おおいばり。でもある日、そのちょんまげをタカが獲物と間違えたからさあたいへん!3〜4歳から。
ひとつふたつみっつよっつ…うたにあわせてねこがつぎつぎあつまった。どんなねこかな?なにするのかな?にゃんにゃんにゃーんのかぞえうた。
あやかちゃんがつくったポストにおてがみがいっぱいはいっていました。「わあ、どうしよう」あやかちゃんはこまってしまいました。
きつねさんがろばさんの家にやってくると留守。でも、雪の上の足跡をたどっていくと…。寒い日も思わず外へ出たくなる楽しいお話。3〜4歳から。
プーン、チクリ!蚊に背中をさされた動物たちは、「だれかかいて」と大騒ぎ。8本の足を持つたこのたこきちは大活躍です。さて、最後に「かゆいかゆい」とやってきたのは、誰でしょう…。
世話になった長者さんのために懸命に働いた犬と猫のお話。日本民話より。
だれでもみんな、心の奥深くに楽しい思い出がいっぱいつまった記憶を持っています。このお話に登場する、りすさん、さるくん、きつねくんは、「広場の木」と聞いただけで、それぞれ自分たちのお気に入りの木を連想しました。一番楽しかった思い出がつまった木です。あら、では、ねぼうしたたぬきくんは?ピクニックから帰ってきたたぬきくんに聞いてみました。「お気に入りの木?ぼくね、広場の木、ぜーんぶお気に入りの木なの。だってみんなと遊ぶといつだってすっごく楽しいんだもん」ですって。一番に広場に着いてしまったら、どの木で待つか、迷って大変だったでしょうね、たぬきくん。
知らない犬がついてくる。どんどん逃げているうちに、知らないところに来ちゃった!するとその犬が…。詩情あふれる絵本。