童謡を集めたディズニーの企画コンピ盤。おじいちゃんやおばあちゃんの世代でも知っている懐かしのメロディばかりなので、交流のツールとして、また幼児の言葉や音感を養う教材としても有用だ。
軽快なのにヘヴィ……という矛盾したムードが特異な「CHU-LIP」は、聴けば聴くほどに面白さが増してくる不思議な傑作。対する「キミにカエル。」は80'sAORやブラコンにも通じる美メロ曲。ともに、本人+Ikomanによるアレンジが冴えている。歌詞やジャケットの作りも丁寧でよい。★
中島みゆき書き下ろしの「十年」で始まるカヴァー曲集。70年代の街に流れていた歌をクミコがうたうとき、そこには場違いな質感と乾いた情感が横溢。そこが凄い。なかでもディラン?の「プカプカ」で、とんでもなく面白い世界を作りだしている。別の歌だ。
ちゅーりっぷこうえんにいるぶらんこちゃんはこのごろさみしくおもっています。だって…。
ぶたくんが歩いていると、石が落ちてきて…?いしぶたくんになっちゃった。いしぶたくんは、竜巻が来たってへっちゃらなんだ。
いま、世界のネットワークを駆けめぐるマネーのほとんどが金融工学を駆使して作られた仮想マネーであり、常に暴落の可能性をはらんでいる。世界同時株安のような負の連鎖が始まったとき、仮想マネーは行き場を求めて暴走する。人類はこれをいかに管理して世界金融恐慌を防げばよいのか。現代の金融が抱えるリスクの本質に迫る。
古代ギリシャのリースから江戸の園芸事情まで、幅広いテーマをわかりやすく解説した、新鮮な発見に満ちた花文化論。
オリジナル・アルバムとしては18年ぶりとなる2枚組。デビューから35年を経て、2007年12月で活動に終止符を打つことになった彼らが、グループとしてやり尽くすべく仕上げられた20曲には、長い時間をともにした果ての成熟した音楽家の想いが詰まっている。