5年ぶりのアルバムは、デビュー前のオーディションから親交の深い☆Taku Takahashi(m-flo)ほか、豪華プロデューサー&参加アーティストを迎えた華やかな一枚。生サウンドをベースにした気持ちのいいR&Bワールドで、しなやかかつ芯のあるヴォーカルが踊っているよう。
約2年ぶりに発表されたアルバム。相変わらずの伸びやかなヴォーカルで、女性の心理を巧みに歌い上げた楽曲が並ぶ。大ヒット・シングル「Best Friend」のアルバム・ヴァージョンほか収録。
戦後のあの時代、子どもの遊び友達は虫や鳥に石ころや草木。遊びはみんな自分で考えた。子どもは遊びの天才だった!今の子どもはどんな遊びをしているんだろう。貧しかったけど、生き生きしていた戦後っ子達。あの日はもう還らない。
アルバムは全部持っているが、これは買わないわけにはいかない。6枚のオリジナル・アルバムと、アルバム未収録の全スタジオ録音をコンプリート。歌詞だけの素っ気ないブックレットは×だが、SHM-CDの音の良さは抜群。ファンカデリックやスライなどへの憧れを原型に、メロディアスなポップスやフォークの要素を取り込んだ、稀代のファンク・ロック・バンドの醍醐味がたっぷりと味わえる。歌唱面で初期のバンドを支えた山口めぐみ(cho)の存在の大きさや、クラブ・ミュージックとのミクスチャーに天才的センスを発揮した竹内朋康(g)、七色の音色を操る池田貴史(key)など、飛びぬけたメンバーの個性。そして永積タカシの憂いをたっぷり含んだ美しい歌声が、事実上のラスト・ソング「サヨナラCOLOR」へ結実してゆく成長過程が、時間軸を追って聴くとよくわかる。本当にいいバンドだった。
男女三人組テクノ・ポップ・ユニットの4作目。某料理番組でお馴染みの「おもちゃの兵隊のマーチ」のカヴァーをはじめ、“料理”をテーマにしたコケティッシュな楽曲が並ぶ。全編レトロ・ゲームを思わせるピコピコ・サウンドのオンパレードだが、グルーヴ感のある仕上がりで飽きずに楽しめる。
埼玉は春日部出身の4人組、WAGA-MAMA CITY BOYZの1stフル・アルバム。アラカワユージとムック村田のツイン・ヴォーカルとヘヴィなギター・サウンドが圧倒的なスリルを生み出している。