大橋賢三は黒所高校二年生。周囲のものたちを見返すために、友人のカワボン、タクオ、山之上らとノイズ・バンドを結成する。一方、胸も大きく黒所高校一の美人と評判の山口美甘子もまた、学校では「くだらない人たち」に合わせてふるまっているが、心の中では、自分には人とは違う何かがあるはずだと思っていた。賢三は名画座での偶然の出会いから秘かに想いをよせていたが、美甘子は映画監督の大林森にスカウトされ女優になることを決意し、学校を去ってしまう…。-賢三、カワボン、タクオ、山之上、そして美甘子。いまそれぞれが立つ、夢と希望と愛と青春の交差点!大槻ケンヂが熱く挑む、自伝的大河小説、感涙の第2弾。
十九世紀末、先進、躍動、享楽、芸術、退廃が渦巻く幻想都市パリ。熱烈なる十九世紀愛好家である鹿島教授が、その風俗・事象の変遷を、パノラマ風に紹介する。サン =シモン、フーリエのユートピア思想にも言及しつつ、ノスタルジー溢れるパリと現代のパリが交錯する刺激的エッセイ。写真・図版百余点収載。
紙と鉛筆とサイコロを使って物語を進めていくゲームブック。
みなさん、チョコレー島のおはなしが、はじまりますよ。こんかいは、チョコレー島が、さむいさむい、こおりの国へながされていきます。チョコレートは、とけるしんぱいがなくなりましたが、すんでいるみんなは、ガタガタふるえて、こごえてしまいそう…。
「燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの」-スキャンダラスにして情熱的な与謝野晶子の名作を、俵万智が訳してみると!?一〇〇年の恋の陶酔が甦る女性たちへ贈るラブソング。
舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。
ジェニーは、4歳の女の子。明日は、弟の誕生日です。ジェニーは、プレゼントに「こねこのチョコレート」を買いますが、その晩、おいしそうなチョコレートのことばかり考えて、眠れなくなってしまいます。長い間お話会で語られ、子どもたちに愛されてきたお話が、初めて絵本になりました。子どもたちの共感を呼ぶ、心あたたまる物語。
チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。
貧しい家に生まれたチャーリー少年は、いつも、おなかをすかしていました。そんなチャーリーにとって、いちばんほしいのは…キャベツよりも、スープよりも、チョコレート!ある日、夕刊に、家の窓から見える世界一大きなチョコレート工場のオーナー、ワンカ氏のメッセージが載りました。金券をあてた5人の子供に、工場を見学させ、一生食べてもあまるほどのチョコレートとお菓子をプレゼントしてくれるというのです。チャーリーの誕生日に奇跡は…。
ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。
「ぼく」のママは、金髪のもとヤンキー。ママが家出してから、音信不通になっていたおばあちゃんが、北海道で入院したって聞いたからはるばるでかけてきたんだ。だけど…。
『ゾロリ2 in 1』ますます快調、第三巻!イシシ、ノシシ、そしてゾロリの三人は、またしても大冒険をくりひろげます。今回のお相手は、おなじみ黒ひょうのアーサーに、チョコレート会社のブルル社長。はたしてゾロリたちに勝利はおとずれるのでしょうか!?「かいけつゾロリのゆうれいせん」と「かいけつゾロリのチョコレートじょう」をまとめた『2 in 1』をポケットに。
レナウンの「ワンサカ娘'64」から2001年の「クラシアン」まで名人亜星のCMソング大行進。古い人にはなつかしいというより心の琴線がふるえて仕方がない。美メロ美ビート揃い。若い人にはストライク・ゾーンずばずばの名魔球の連続が驚きでしょう。
ユニバーサルの有名なライブラリーの数々を、“ゴールデン・ヒット・パレード”と題して贈るシリーズ。日本でも人気のフレンチ・アイドル、ヴィッキーのすべてを収録。
前回のメジャー第1弾で絶賛を浴びたゆらゆら帝国の2作目。ヴェルヴェッツを彷彿とさせる枯れたロック・サウンドは、独特のドライヴ感を携えている。「ミーのカー」のなんと25分以上もあるロング・ヴァージョンなど、彼らの目いっぱいの演奏がいい。
本当に聴きたい曲に的を絞って制作された、全シングルAB面コンプリート・コレクション・シリーズ。日本のブルース、ロック・シーンに燦然と輝くレイニーウッドの魅力が凝縮された感涙のベスト。
ジミー・ブラントンやベン・ウェブスターが大活躍した時代のエリントン楽団の演奏を集大成した3枚組ボックス・セット。録音は40〜42年。特にジャズ・ベースのパイオニアであるブラントンの演奏をたっぷり聴けるのが魅力。もちろん史上名高いエリントンとのデュオも収録。
96年にリリースされたアルバムが、デジタル・リマスターを施されて再登場。近作に比べると、シンプルでソリッドになり、メロディが際立った印象に。彼らの原点を感じさせる1枚。