納豆、熟鮓、ホンオ・フェ、キビャック、シュール・ストレンミング…この世界には、強烈なにおいを発する食べ物がある。未知なる発酵食品を求めて東奔西奔する著者が、くさい食べ物に、失神寸前になりながらも、かぶりつく。異国の激烈臭食品から身近な食べ物に至るまで、知られざる歴史と効能を明らかにし、抱腹絶倒の顛末記を収めた代表的エッセイ集。さらにノンフィクション作家・高野秀行との対談を新たに収録する。
美味だが危険?人間はいかに発酵食を発見し、付きあい、その謎を解き、産業として成立させてきたか。酒、パン、野菜、乳製品、ソーセージ等を中心に世界各地の発酵食の歴史をたどる。最新の微生物叢研究にもふれる。図版多数。
ゲームのチャンピオンは、本物のプロレーサーになれるのかーー?
世界一過酷な夢への挑戦。
●日産 × プレイステーション® × プロレーサーを目指すゲームプレイヤー、 “日本発”のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた、奇跡の実話。
全世界でシリーズ累計9,000万本(※)を売り上げる、日本発の人気ゲーム「グランツーリスモ」を生み出したプレイステーション。
日本が世界に誇る車メーカー、日産。彼らがゲームのトッププレイヤーを世界中から選抜し、
本物のプロレーサーを育成するドライバー発掘プロジェクト「GTアカデミー」を立ち上げた。レースとゲームをひたむきに愛し、
“絶対不可能”と思われた夢のために全力を捧げた者たちが織りなす感動の実話。 (※)2022年11月16日時点
●『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督が挑む、超高速&大迫力のレースアクション超大作
VFXを駆使したSF映画で知られる鬼才が、とことん“本物”にこだわった新境地に挑戦。
劇中のサーキットやレーシングカー、レーシングスーツなどに本物を使用したほか、主人公・ヤン役のスタントドライバーにはヤン・マーデンボロー本人を起用。さらに緊迫感あふれるレースのリアリティを追求すべく、撮影にはシネマティックドローンと、FPV(一人称視点)ドローンを合わせて採用。
●オーランド・ブルーム × デヴィッド・ハーバー × PlayStation Productions
「GTアカデミー」を発足したダニー役は、 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルーム。
参加者を厳しく指導する、元伝説的レーサーでエンジニアのジャック役は『ブラック・ウィドウ』「ストレンジャー・シングス」シリーズのデヴィッド・ハーバー。
“2人の師匠”とともに夢を追う主人公、ヤン・マーデンボロー役は『ミッドサマー』のアーチー・マデクウィ。
製作は、映画『アンチャーテッド』やTVシリーズ「THE LAST OF US」の世界的ヒットも記憶に新しいPlayStation® Productions。
●日本語吹替版には超豪華声優陣が参加!
ヤン・マーデンボロー役に松岡禎丞、ジャック役に三宅健太、ダニー役に三木眞一郎。
このほか鬼頭明里、畠中祐、大塚明夫、園崎未恵、石川界人、浪川大輔、逢坂良太、佐倉綾音、鈴木達央ら、名だたる声優陣が日本語吹替版キャストとして参加。
※「PlayStation」、「プレイステーション」、「GRAN TURISMO」および「グランツーリスモ」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
※収録内容は変更となる場合がございます。
垂涎の美味をもとめてコイズミ先生が訪ね歩いた!食べたくなる、呑みたくなる、歯ごたえ抜群のフォトエッセイ。
古代南西アジアで誕生したチーズは、ギリシャの神々に捧げられ、ローマ帝国の繁栄を享受し、キリスト教と共にヨーロッパ各地に広がり、時にはオランダ商船によって運ばれ、産業革命に立ち会い、ピューリタンと新大陸へと渡り、そして現代アメリカとヨーロッパの間では原産地名称と生乳使用をめぐって貿易紛争が繰り広げられる…、いつの時代もチーズは私たちの営みと共にある。
ウサギのジュディとキツネのニックは、ズートピア警察署の新米警察官です。いろんなじけんの捜査がしたいのに、まかされるのは、交通違反をとりしまるしごとばかり。それでも、ふたりはりっぱな警察官になろうと、まじめにとりくんでいます。そんな、ある日。レストランの倉庫からチーズがぬすまれるというじけんがおきます。そのじけんを、なんと、ジュディとニックが捜査することに!ふたりは、かいけつすることができるのでしょうか。小学低学年から。
「働きやすさ」を追求するから会社はダメになる!「不満」がなくても、「満足」がない職場で人は育たない!!「崩壊する職場」を立て直す処方箋。
ビジョンと組織改革、スカウティングと育成、地域密着とファンサービス第一。ファイターズの強さと健全経営の秘密を、前球団社長自ら細かに解説。現場発、最強のスポーツビジネス論。
発酵の神秘を追って東奔西走、いつの間にか世界中の臭いものを食べ歩くことに…。“発酵仮面”こと小泉武夫のにおい立つエッセイ。
頑な心と心が接触する土地。4人の直木賞作家の「食と愛」の物語。
16世紀イタリアのフリウリ地方に住む粉挽屋。その男の名はドメニコ・スカンデッラといったが、人びとからはメノッキオと呼ばれていた。白のチョック、白のマント、白麻の帽子をいつも身につけ、裁判に現われるのも、この白ずくめの服装だった。彼は教皇庁に告訴されていた。その肝をつぶすような異端のコスモロジー故に。彼は説く、「私が考え信じているのは、すべてはカオスである、すなわち、土、空気、水、火、などこれらの全体はカオスである。この全体は次第に塊りになっていった。ちょうど牛乳のなかからチーズの塊ができ、そこからうじ虫があらわれてくるように、このうじ虫のように出現してくるものが天使たちなのだ…」。二度の裁判を経て、ついに焚刑にされたメノッキオ。著者ギンズブルグは、古文書館の完全な闇のなかから、一介の粉挽屋の生きたミクロコスモスを復元することに成功した。それは農民のラディカリズムの伝統のなかに息づく古くかつ新しい世界・生き方をみごとに伝えている。