台湾のアーティストながらも中国本土で絶大な人気を持つ彼の日本での3枚目。彼の主演映画『SUMMER OF LOVE』の挿入歌「一個人」のPVもエクストラで収録している。
ハードコアからノイズ、ジャズ、ファンクまで幅広いファンを獲得している鬼才ビル・ラズウェルが、ハービー・ハンコック、坂田明などを迎えて行なった東京公演の模様を収録したライヴ盤。豪華メンバーによる白熱したアドリブの応酬が堪らない。
鬼才トッド・ラングレンのプロデュースによる通算7作目。ハード・エッジなヒット曲が生まれるなど、ポップ・ロックとヘヴィ&ハード・ロックの間で迷走するバンドのさらなる可能性を追求した意欲作。
ニュージャージーのグループが、この4枚目で日本盤初登場。元ロリンズ・バンドのアンドリューがプロデュース、演奏で貢献している。品があり、ねじれたポップ・センスは、どこか10ccを思わせもするのだが…CD盤面を見ると、中指オッタテテますぜ。
やっと本国でもちゃんとした評価が始まった感のあるアソシエイションの充実した2枚組ベスト。ここで堪能できる彼らの穏やかなハーモニーは、本来ソフト・ロック・ファン以外にももっと多くの人に聴かれるべきものだ。日本盤は米盤と曲目が違うので要チェック。★
常に新しいサウンド&カルチャーを発信し続けるストリートのモンスター・バンド、SOBUT。メンバー・チェンジを経て新生SOBUTとしての初アルバムは、よりタフによりタイトに切り込む会心作。
“アメリカザリガニ First 泥沼劇場”で初披露され、2002年5月の単独ライヴでも500人のファンを前に歌われたオリジナル曲「恋はチーズバーガー」がついにシングル・リリース。
妙にくだけたヴォーカルで、いい意味で“お気軽感”が出ている。ポップでキュートなメロディとリズム。詞を見れば、これまた肩の力が抜け切ってハイチーズ。全体を漂う雰囲気が見事に統一されているから素晴らしい。もしかしてこの人は、現代の植木等かもしれない。