歯科外傷の基礎知識を網羅、各種治療法を徹底して検討。全編アトラス形式、総数2,300点を越える貴重な写真・イラスト・図表による初の本格解説書。治癒のメカニズム・症例・術式・研究データなど、歯科外傷に関連するすべてをこの一巻に集大成。
著者たちは約13年前からブローネマルクシステムによる口腔機能回復を種々の症例に実施し、患者の満足を得てきた。本書はその集大成である。症例は単歯欠損の回復から顎補綴症例まで多岐にわたっている。臨床的なTIPPSおよび勘所をおさえて著作した。
本書は、再生療法にフォーカスを当てながら、歯周外科の大系を整理し、実地臨床の場に立った、実際の臨床に役立つ歯周外科の専門書を目指したものである。本書の臨床例は、すべて自らの症例を用い、臨床的に有効性が認められる術式を紹介し、解説した。
本書に掲載された症例は、著者がこれまでに治療してきた数千の症例から選択したものである。選択にあたっては多様な生体の反応を表現するべく、できる限り多岐にわたるように配慮した。症例は私たちの提案した咬合分類を基調として、上突咬合、下突咬合、過蓋咬合、開咬合、交叉・偏位咬合に区分し、さらに加えて特殊な転医症例という7つのカテゴリーとした。それぞれの症例群は便宜的に年齢順に並べてある。