歯牙解剖は技工士として直接関連がある歯と,そしてこれに密接な関係をもつ口腔,およびその周辺の形態と構造を攻究する学問である.したがって歯科技工士を志す人々が最初に学ぶ学問である.故に本書は歯科技工士教授要綱に基づいているが,内容は簡略に,そしてぜひ学び知らねばならない点について詳しく,かつ理解しやすいよう記述した.
PNFは、元来脊髄性小児麻痺(ポリオ)患者の治療法として適用されてきた。これらの経験から、この治療法が多くの障害を持っている患者にも効果的であることが明らかとなった。本書はPNFの実務的なガイドとして、また他のPNFの本と併用して用いられることを意図している。
本書は、理論に裏付けられた技術の重要性に鑑み、実習の基本術式とその順序、「わかりにくい点」や「何故そうしなければならないのか?」の疑問、さらに著者の臨床経験と永年の技工士国家試験委員採点者の立場から見てきた「誤りやすい点」等について、左頁の実習内容に対応させ、必要最小限度にQ&A形式で記してあります。
本書は、段落ごとに丁寧に解説された指導書で、新人の歯科医師のみならず経験豊かな一般臨床医にとって永らく待ち望まれていたものである。歯科縫合術の真髄を解説。適応と禁忌が明確に解説され、現行の縫合法が網羅されている。カラーによる解剖学的な図解が随所に加えられているので内容がわかりやすい。このマニュアルは臨床医の歯科修復の可能性を広げるものであり、また学生にとっては縫合の手技や材料についての入門書となるものである。さらに本書は縫合針、縫合糸縫合の手技及び創面閉鎖のプロトコールの最新情報をまとめたものである。
本書は、口腔局所である歯周組織に起こった感染と全身疾患や全身状態との関連についてのこれまでの研究を取りまとめ、口腔状態が全身状態に密接に関連する可能性のあることを国民や医療従事者に啓蒙すること、口腔疾患の治療に携わる歯科医師と全身疾患の治療に携わる医師との連携を緊密にし、かつ推進することなどを目的としている。
2003年5月30日(土)、6月1日(日)に東京・笹川記念会館で開催された「オッセオインテグレイション・スタディクラブ・オブ・ジャパン2ndミーティング:インプラントの潮流を考える」を再編集。
本別冊では幅広い接着歯学のうち、現在臨床家の先生から高い関心が寄せられているコンポジットレジン修復の可能性について焦点を絞り、多方面からの話題を展開している。また、接着歯学を支える各企業の最新材料、器械の紹介ならびにそれら器材の効果的な使用方法を紹介するページも用意した。