意外なミュージシャンたちが楽曲を提供していることでも知られるこのシリーズ。99年6月からスタートし6年間で9枚のアルバムを発売。その中からセレクトされた初のベスト盤2作品。懐かしい歌声にも出会える。
コロムビアのさまざまなアイテムに収録されていた『ルパン三世』第1シリーズの音源に、99年にバップより発売された『ルパン三世'71 ME TRACKS』収録分を加えたコンピレーション盤。
アニメ・ジャンル発の廉価シリーズ“ANIMEX1200”。懐かしのアニメや特撮ソングが、完全デジタルマスタリングの高音質で甦る。初回リリース時のジャケットデザインも嬉しい。
倉本聰が一貫して描き続ける自然と人間との共生。その素晴らしい映像に勝るとも劣らない音楽を組みあげるとこのアルバムになる。アンドレ・ギャニオンによるテーマをはじめ、20に及ぶ収録曲が描き出すのは、爽やかな冷気と暖かさを抱く見事な音物語だ。
71年のシモンズに始まり、2003年のCHEMISTRYまで実に三十余年。つつましげで少女趣味的な商品イメージとは裏腹にこのしぶとさよ。亜星&安井による普遍的な楽曲もさることながら、強引に自分の世界に仕立て上げてしまった(8)にも感服。
タイトル通り、94〜98年の5年間にオンエアされたスターチャイルド関連のテレビ作品で構成した、オープニング/エンディング・テーマのミレニアム・コレクション。一定量のアニソンがまとめて聴ける、便利なコレクション・アイテムといえる。
往年の名曲をスーパープライスで!
往年の名曲をスーパープライスで!
歌謡ファン待望のベスト・アルバムが遂に発売! 「旅愁」の大ヒットで知られる西崎みどりの歌声の魅力を詰め込んだ、まさに夢の企画。貴重音源や本人によるライナーも要チェック。
早朝シリーズやダンス甲子園、裸族集会をはじめ、アイディアに満ちた企画で現在のバラエティ番組に強い影響力を誇った番組のDVDセレクション。今観ても才気あふれるたけしに惚れ惚れしてしまう1枚だ。
完全新作オリジナル・ビデオとして復活が決まった『ウルトラセブン』。今作は67年から放送されたテレビ版の完全コンプリート・サウンドトラック。主題歌はもちろん、劇中で使われた効果音も収録されている。ブックレットには完全データも収録。マニア必携。
70年代伝説の子供番組『カリキュラマシーン』はシュール・ギャグ&ポップ・アートで大人も楽しめる番組であり、なんといっても音楽がカッコ良かった。すべて宮川秦によるものでジャズありラウンジありのサウンドはコミカルでゴージャス。
東京タワーが建設中だった昭和33年、未来に向かって明るく生きた庶民の姿を描いた映画のサントラ。これまでに映画『海猿』『ローレライ』やドラマ『GOOD LUCK!!」などの音楽を手掛けた佐藤直紀が、暖かくキッチュな昭和へのノスタルジーを感じさせる音楽世界を作り上げた。
このところテレビで放送されていた時代劇の音楽が話題を呼んでいる。その先鞭をつけた一枚がこの作品だ。時代劇など日頃は観ない人も、ここに収録された音楽はどこかで耳に馴染んでいるはずだ。それだけ時代劇は日本人の生活に定着しているのだろう。
まるでスパイ映画のような、めくるめくスタイリッシュ・サウンドがちりばめられたピチカート・ファイヴの3rdアルバム。田島貴男のヴォーカルがますます冴えわたる89年発表の名盤だ。
2005年で画業50周年を迎えた鬼才漫画家、楳図かずお。それを記念して唯一のヴォーカル・アルバム(75年)が未発表曲込みで復刻された。(15)(16)を除き彼の作詞作曲。シンガー・ソングライターとしても尋常ならざるおどろおどろしさの持ち主であることを伝える。
《ヤマト・エターナルシリーズ》第四弾として、79年、80年の作品を2枚セットで再リリース。膨大な数のBGMのなかから重要ナンバーを厳選し、壮大なオーケストラの演奏で聴かせてくれる。