低迷を続ける企業業績、相次ぐ不祥事の発覚で経営者の責任が追及され、同時に取締役会の在り方が厳しく問われている。経営の透明性を高め、責任を明確にするため、社外取締役制度導入の機運も高まってきた。社外取締役は何をし、どの程度の権限と責任を持っているのか。アメリカ企業の取締役を務めた経験を踏まえ、GM、フォード、IBM、戦前の日本郵船、東京海上などの事例を検証し、新世紀の日本企業の方向を探る。
1972〜83年にNHK総合テレビで放送され、数々の秀作ドラマを生み出した「少年ドラマシリーズ」。DVDやリメイク番組の登場で注目されるシリーズ99作品の魅力を、多数の未発表資料も駆使して明らかにする、本邦初・空前絶後の写真集&資料集。
まぶしい光!なりひびく大きな音!雷はどのようにして、おこるのでしょうか?雷大研究のはじまりはじまり…。
日本をルーツとする財閥は政治に翻弄され、グローバル化の波にさらされ、変革できないものは姿を消そうとしている…。韓国を「先進国クラブ」へ導いた財閥の光と闇。
本書は、ゴルバチョフからエリツィンを経てプーチンに至るロシアの曲折した動きを整理し、跡づけたものである。
一九九六年二月、元KGBのブラートニコフ将軍配下の工作員サウリャクが刑期を終え、出所してきた。ブラートニコフの後継者であるミナーエフ連邦保安局(旧KGB)将軍はサウリャクの私的警護を内務省の友人に依頼、その警護の役目をおおせつかったのが、モスクワ市警の心理分析官アナスタシヤ・カメンスカヤ。ブラートニコフ将軍には裏の顔があり、サウリャクはその秘密の鍵を握る重要人物。ブラートニコフが暗殺された後、身の安全を図るために、刑務所に入っていたのだ。サウリャク出所のニュースは、いち早く対立陣営にも伝わり、彼の身柄を奪還しようとするが、アナスタシヤの巧みな機略により無事モスクワへ。首都では折しも大統領選の最中。候補者のマリコフはブラートニコフの暗殺に関与しており、サウリャクの動向は政治の中枢をも揺るがすことになる。権力者たちの野望が渦巻く中、アナスタシヤは事件の背後に潜む驚くべき事実に迫ってゆく。ロシア・ミステリー界の女王が描く、好評シリーズ第3弾。
さようならナンシー画伯。日本最高のTV批評コラム最終回。
本書は、30年間数々の名場面に立ち会ってきた著者がスポーツの魅力をどう伝えてきたかをあまさず綴った渾身の書き下ろし。
松前発のエキゾティシズム。絵師小玉貞良が描いたものは…夷画が語るおどろき北海道の昔。