TV界を震撼させる毒舌と冴える絶品消しゴム版画。
犬好き大集合!涙あり笑いあり、しっぽのついた天使と主人がくり広げるこの世にひとつしかない犬たちの物語。第二回わんマン賞受賞作品(短編部門)。主人の愛が伝わる12の小さな物語。
本書は『庭にきた虫』に続く庭の「いのち」との交友録である。45年間に庭でつき合った20種余りの鳥たちを主役として、その生態や行動、習慣などを鳥の餌となる虫や植物との関わりも含めてまとめた。庭の生きものたちのつながりと全体像を余すところなく伝えたく、虫や鳥と併せて観察・撮影を続けてきた庭の植物についても随所で紹介した。
“日本の最大の試練”であった、太平洋戦争の時代。その日、その時を、誰もが必死で生きていた。そして生きのびた者、ついに命を失った者…それぞれの人生の中に、いかなるドラマがあったのか。本書は、将官から一兵卒まで、著者が自ら取材した人物たちの体験談を基に、戦場の知られざる事実を発掘し、描き上げた貴重な一冊。
私は、ほとけとの出会いは結縁、縁を結ぶことにあると思う。そして、欠かせないのが、「このほとけが今ここにどのようにしてまつられるに至ったか」という一種の物語縁起を知ることだ。仏像には、それぞれの「ドラマ」がある。それが本当であろうが嘘であろうが、それを信じた人が確かに存在したから、今も仏像は生きているのだ。薄暗い堂の中で、しんと静まっている仏像にも、歴史という「ドラマ」があることを充分楽しんでいただきたい。
ドラマティックに生きる。それが著者の人生のテーマである。まだまだ人生に欲ばる人気シリーズエッセイ。
1972〜83年にNHK総合テレビで放送され、数々の秀作ドラマを生み出した「少年ドラマシリーズ」。DVDやリメイク番組の登場で注目されるシリーズ99作品の魅力を、多数の未発表資料も駆使して明らかにする、本邦初・空前絶後の写真集&資料集。
日本人は、衆知を集め、個人の力を“チームワーク”という形で開花させてきた。戦後のエポックメイキングなプロジェクトの成功の陰には、「無名の日本人」を主人公とする「組織と群像」の知られざるドラマがあった。熱い情熱を抱き、使命感に燃え、プロの矜持を胸に、人々はどのように、直面する障害を乗り越え、マニュアルのない状況を切り拓いていったのか。あらゆるプロジェクトを成功に導くカギが、ここにある。
あの頃、テレビは正義と愛のドラマで溢れていた。貧しくても豊かな何かを皆が待っていた。子供達は悪を倒すヒーローから「闘いの哀しみ」も学んでいた…。70年代テレビの歩く図鑑である著者が渾身で描き出すあの作品、この作品。懐かしさと同時に、日常に埋もれかけていたあの頃の気持ちが熱く蘇る一冊。
日本をルーツとする財閥は政治に翻弄され、グローバル化の波にさらされ、変革できないものは姿を消そうとしている…。韓国を「先進国クラブ」へ導いた財閥の光と闇。
さようならナンシー画伯。日本最高のTV批評コラム最終回。
内村光良演じる足立友作は、都内の大手商社・丸の内物産経理部第七管理課(通称ナナカン)に所属する、うだつのあがらないサラリーマン。しかし、ある日の事故での臨死体験を境に「人の心の声が聴こえる」特殊能力を身につけ、悩みを抱える人々の心に光を当てていくことになる。
戦後のエポックメイキングなプロジェクト成功の陰には、「無名の日本人」を主人公とする「組織と群像」の知られざるドラマがあった。